最高気温より“最低気温”が売れ行きを左右すると言われるかき氷。
「まだ4月じゃん!え、もうかき氷?」と思いますよね?
しかし、侮るなかれ。
氷の彫刻家・『二橋さん』が手掛けるかき氷は、もはやスイーツと呼ぶべき逸品。
4月とはいえ、最高気温が20度を超える日も多い。
一足早く、二橋さんの絶品かき氷で至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
氷の彫刻家が削る、ふわふわかき氷

氷彫刻の中でもフローラルアイスという氷の中に花が咲いたような彫刻の先駆けである『二橋さん』
氷の彫刻家として知られる二橋さんが手掛けるかき氷は、その繊細な技術が活かされた、まさに芸術品とも言える一品です。
『二橋さん』は氷彫刻に使われている純氷の質の良さを知って欲しいと、かき氷店を始めたそうです。
こだわりの氷
二橋さんのかき氷は、「浜松純氷(ソーラーアイス)」を使っています。
通常の純氷より硬く溶けにくいうえに透明度が高く、クセがほとんどないクリアーな味はかき氷には特に合います。
そのため、口に入れた瞬間にふわっと溶ける、まるで雪のような口溶けで、頭がキーンとならないのが特徴です。
私は普段アイスクリーム頭痛が起きやすいのですが、二橋さんの氷は反応が出ないです。
水が残りにくい食べ方
温度調整した氷を3段階にかいているんです。
とてもふわふわで、見た目もボリュームがありますがパクパク食べ進めていく事ができます。

タテに食べ進めていくと、お皿に水が残りにくく氷も崩れません。
壁には食べ方の説明が丁寧に書かれています。

手作りのシロップと見た目の美しさ
シロップも全て手作りで、旬のフルーツや厳選された素材を使用しています。
素材本来の味が楽しめる、上品で優しい甘さが魅力です。
(店主オススメのあずき北海道産エリモ使用の抹茶練乳あずき) ¥990

2025年かき氷メニューはこちらでご確認ください。
氷の彫刻で培われた技術が、かき氷の盛り付けにも活かされています。
見た目も美しく、写真映えも抜群です。
(昨年夏にいただいた生桃練乳)

『二橋さん』は調理製菓学校の先生でもあり、各種シロップや練乳まですべて手作りで、一切、手抜きなしです。
穏やかな語り口調で、物腰もやわらかくダンディな『二橋さん』です。
氷工房にはしについて

「氷工房にはし」は、静岡県浜松市にある氷の彫刻工房です。
氷の彫刻作品の展示・販売のほか、通年を通しかき氷を提供しています。
氷の彫刻体験教室なども開催。
二橋さんは、氷の彫刻家として長年活躍されており、その技術は国内外で高く評価されています。
「フローラルアイス」という氷の中に花を咲かせる技術の第一人者でもあるんです。
「名探偵コナン」のトリックにも協力した

名探偵コナンの96巻に出てくるストーリーのトリックに、フローラルアイスが使われたことで協力なさったそうです。

氷工房にはし公式サイト
以前は町中の工房でかき氷のみの営業でした。
現在は浜名湖畔の飲食店跡に移転されカレー、うなぎなど、食事も楽しめます。
食事も景色も絶品

お店の窓から真下を見れば、魚が泳いでいるのが確認できます。
景色も絶品ずっと眺めていられる贅沢さです。
カレー
(峯野(みねの)牛・牛すねカレー)

(サラダ・ドリンク付き)

(野菜きのこのカレー)2024年秋撮影 *今の時期は別のカレーメニューです

スパイスが主張しすぎない優しいうま味が口いっぱいに広がります。
さらさら、フルーティーな味わいで食べやすくとてもおいしかった!
うなぎ
期間限定:事前予約制

*鰻があれば当日予約は午前10時まで受けつけています。
*焼き上がりまで1時間ほどかかるようです。
氷彫刻のお仕事が入っている時はお店がお休み
事前予約制ですので営業日はホームページで確認が必要です。

名探偵コナンの原作者「青山剛昌さん」の色紙も飾られています。
氷彫刻や、フローラルアイスのお仕事は、一般の方でも注文することができるそうです。
「氷工房にはし」アクセス

〒432-4305
静岡県浜松市浜名区細江町気賀10629-7
1階レストラン営業時間:昼11:30~15:30
不定休(臨時休業あり)
090-2188-4123
11月~3月にはカモメも飛んできます。
ぜひ、二橋さんの繊細な技術とこだわりが詰まったかき氷を味わってみてください。