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実録【借金返済への道】③借金への抵抗感が無くなっていく

黒歴史

幼い子供たちも保育所生活に慣れ

安心して働けるようになりました。

家計の赤字分は確保でき

気持ちに余裕が生まれてきたのもこの頃です。

しかし、ちょっとした気の緩み

多重債務の始まりでした。

主人がお酒をきらっていた訳

主人と一緒にお酒を飲んだことは1度もありません。

つき合い始めてから

デートにお酒の場は一切ありませんでした。

お酒を飲まないと言うより

お酒を極端に嫌っていました。

結婚後にわかった事ですが

義父には酒乱の気があったんです。

主人が中学生のころ

義父が近所の家で泥酔する事態に。

目がすわり一向帰らない。

近隣の住民から連絡を受け

主人の母と二人で父親を迎えに行ったのです。

そんな二人に対し

義父の態度はひどいものでした。

「帰れ!何しに来た!!」

と怒鳴りつけたんです。

それだけでなく息子に手をあげてしまった。

以来、主人は父親を軽蔑し

良い関係を保つことができず

お酒そのものも嫌うようになりました。

中学生という多感な時期に

受けたショックは大きく

簡単に消えるものではありません。

普段の義父はとても穏やかで

私の子供たちを可愛がってくれる

優しい人でしたが、

時々羽目を外すこともあり

義母からお尻を叩かれる場面も

何度か目撃していました。

結婚5年ぶりに社会復帰!ダイエットで制服7号に!驚きの変化と夜の街

結婚後、5年程専業主婦だった事もあり

久しぶりの社会復帰にワクワクしました。

見つけた仕事は

ゴルフ場クラブハウスのウエイトレスで

制服はウエストマークされた

DCブランドです。

産後のカラダは緩み切っていましたから

かっこよく着こなしたくて

ダイエットも頑張りました。

早起きしてストレッチや体操に励み

夜は炭水化物抜きです。

もやしやきのこ・こんにゃくなどを

積極的に取り入れました。

若かったせいか代謝もよく

12キロの減量に成功!

入社当時13号だった制服も

半年後には7号に!

鏡をみてはニヤニヤ。

かっこよく変身した自分の姿に

満足感を得ていました。

実家の両親は、

あまりにもスリムになった私を見て

「体のどこか悪いんじゃあないの?」と

心配するほど痩せました。

当時の写真は

頬がこけ、いかにも不健康そうに見えます。

それでも私は満足でした。

クラブハウスにみえるお客様は

社長さんが多く

チップをくださる羽振りの良い人たちばかり。

誘われる機会もふえていきました。

義理の両親は

「たまにはいってらっしゃい。

子供たちは大丈夫よ。」と

快く承知してくれました。

孫を独占できる事が

とても嬉しい様子でした。

出かける相手がお客さんというのは内緒です。

職場の仲間も一緒でしたから

罪悪感はありません。

久しぶりに出かけた夜の街は

キラキラと輝きとても魅力的です。

カラオケやダンスでさえ

何もかもが新鮮に感じました。

楽し過ぎて時間を忘れそうなくらいです。

チラチラ時計を気にしながらも

「お酒を飲むって楽しい!」

「また今度もきたいな。」

お酒を飲むことの楽しさや嬉しさで

いっぱいでした。

主人との約束は

「午前様にはなるな。」

・・・・・

時々主人の顔がちらつきます。

そんな中でも、ふわふわとした感覚は

とても心地良いものでした。

この外出をきっかけに

お酒を飲む楽しさや喜びを覚え

タバコの味を覚えたのもこの頃からした。

おしゃれがエスカレート!リボ払いが招いた多重債務の始まり

夜の街に繰り出す時は

オシャレもしたくなります。

次第に、デパートに出かける頻度も

ふえていきました。

スタイルが良くなると

「あれも着たい。」

「これも似合うかも?」

欲望が止まりません。

特に、ペイトンプレイスという

ブランドにひとめぼれ!

このブランドに出会い

一気に、買い物魂に火がつきました。

最初に買った1枚は、

おとなしめの茶色のワンピースでした。

主人は

「アレ?そんな服持ってたっけ?」程度の

リアクションで、

さほど洋服には関心はありません。

クローゼットの中は少しづつ

ペイトンプレイスの洋服が増えているのに

全く気がつきません。

関心がなかったのかもしれません。

私は、洋服だけでは満足できなくなり

買い物はどんどんエスカレートしていきました。

バックや靴・アクセサリーもすべて

ペイトンプレイスでそろえるこだわりようです。

持ち合わせの現金では到底足りません。

デパートでクレジットカードを作り

リボ払い設定で購入していきました。

カードを作るハードルも低く

アルバイト主婦でも簡単作ることができたのです。

月々の支払いは、10,000円です。

「このぐらいなら何とかなるよね」

今思えば本当に甘い考えで

借金で購入している感覚はうすれ

このカードがまるで

自分の銀行のキャッシュカードのように

錯覚していました。

ゴルフ場に勤めていた事もあり

レッスン生から無料で

ゴルフレッスンを受けられる特典を

仲良しの同僚と利用しました。

ゴルフ道具はレンタルでもよかったものを

私の見栄っ張りの性格から

ペイトンプレイスの

ゴルフセット1式をそろえました。

この買い物で、クレジット枠の限度額いっぱいです。

50万円、使い果たすまで

いくらも時間はかかりませんでした。

ここからが本当の多重債務の始まりです。

今までの黒歴史を振り返りながら人生100年時代を過ごすにはどうすれば改善できるのだろう。自分を客観的に見るために黒歴史を綴ろうと決めました。過去の金銭感覚を見つめ直すことは、これからの自分を変える第一歩になる、今からでも遅くない!そう信じ、頑張りたいと思っています。

ご訪問いただきありがとうございます

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