今日の休日が、本当に待ち遠しかったのです。
あの蝶柄の生地を、パンツにしようと決めていました。
作業開始
ていねいにアイロンをかけて。

今思えば、先に整えておけばよかったなぁ。
でもこの絵の具、アイロンにも負けなくて…ちょっとほっとしました。
出来上がった生地に、鋏を入れる――その瞬間。
なぜか体が熱くなって、手が止まりました。
自分でもおかしいくらいの緊張感でした。
全部は使えない
全部の柄は使えないので、どこを切り取るか、しばらく迷います。
右に寄せてみる。
左に寄せてみる。
上か、下か。
何度も生地を動かして、ようやく決まりました。

手探りの縫製作業
裁断が終わり、いよいよ縫製です。
モデルは、リカちゃんのパパ。
「頼みますね」と、心の中で声をかけました。
「ちゃんと形になるかな」
ミシンを止めては、あてがい、また縫って。
何度繰り返したことでしょう。

細かいところはやっぱり難しくて、
ベルト通しには、ずいぶん手こずりました。
ようやくできたと思ったら――
ベルトタイプのパンツには、ひとつ問題がありました。
ジャストウエストにすると、腿が張って脱ぎ着ができない。
伸びる生地ならいいのだけれど、
今回はどうしても、デニム風に仕立てたかったのです。
かといって、総ゴムにすると、雰囲気が変わってしまう。

ほどいては縫い、縫ってはほどき。
少しずつ、形が見えてきました。
「あ、パンツになってきた」
そう思えたとき、ふっと肩の力が抜けました。
半日試行錯誤
そして、完成です。
誰に見せるわけでもないけれど、
少しだけ、嬉しい気持ちになりました。
小さな洗濯物にして、そっと干してみました。

次に作るジャケットの生地も裁断して、
ほつれ止めを塗って、一緒に並べました。
今日の作業は、ここまで。
完成までは、まだもう少しかかりそうです。
ばぁばちゃんの推し活の旅路は――
まだ途中です。
今日の縁側便り
手を動かしていると、昔の自分に会える気がします。
読んでくださって、
ありがとうございます。

