実は──売れたんです

あの記事を書いたあと、思いがけない出来事がありました。
ミンネで、あの作品が売れたんです。
画面の向こうに、私の小さな作品を選んでくださった方がいる。
そのことを思うと、胸がじんわりと温かくなりました。
嬉しくて、でも同じくらいに「責任」という言葉も浮かびました。
ひとつの作品を通して、誰かの暮らしと私の心がつながる──
そんな瞬間が、たまらなく尊く感じられたのです。
梱包という小さな儀式

お届けの準備をするときは、まるで大切な贈り物を包むような気持ちでした。
メッセージを書く手が少し震えるのは、緊張と嬉しさのせい。
「どうか気に入っていただけますように」
そう祈りながら、封をしました。
ポストへ向かう道すがら、秋風が頬をなでていきました。
ああ、この風の向こうに、その方の笑顔があるんだ──
そう思うと、足取りも自然と軽くなりました。
嬉しいコメント

そして投函から二日後、届いたのはお客様からのメッセージ。
「イメージ通り可愛くて、早速お部屋に飾りました」
その一言を読んだ瞬間、胸の奥がポッと明るくなりました。
あぁ、本当に無事に届いたんだ。
私の手から、誰かの日常の中へ。
この小さな体験が、こんなにも大きな励ましになるなんて──
「やってみてよかった」と、心から思えた瞬間でした。
やりがいというご褒美
今まではただ「好きだから」続けてきたハンドメイド。
でも今は、「誰かに喜んでもらえる」という新しい意味が加わりました。
その小さな一歩が、自分の世界を少し広げてくれる気がします。
これからも、ひとつひとつの作品に心を込めて。
小さな洗濯物が、小さな幸せを運ぶ日々を、大切に紡いでいきたいです。
今日の縁側便り

今日はあいにくの雨模様。
それでも、金木犀の香りがふわりと風に乗って届きました。
初めてのご縁に、心からありがとう。
誰かの「お気に入り」に、そっと仲間入りできたことが嬉しくて──
今日の縁側で飲むコーヒーは、やさしい香りで満たされています。
🧵ガーランドを並べてみた、ばぁばちゃんの小さなお店はこちらです。
ひとつひとつ丁寧に、手づくりのあたたかさをお届けしたいです。
よかったらご覧になってくださいね。
今日も、お話を聞いてくださってありがとうございます。
ばぁばちゃんは今日も心の中のお店をそっと開けて、縁側でお茶を淹れてお待ちしています。
今、学んでいること
以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、
空飛ぶ引きこもり小説家である、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。
何度かメールでやり取りをする中で、
千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。
この出会いに大きな勇気をもらい、最近リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。
今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。
まるで大人のための寺子屋みたいな場所。
ここで「山ごもり仙人」と呼ばれる竹川さんや、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。
よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。
