サクラよりミシンの日──ミニチュアジャケット完成

サクラの季節に思うこと
おはようございます。
あちこちからサクラの便りが届くようになりましたね。
ここ浜松でも、ソメイヨシノがふんわりと咲き始めています。
週末はお天気もよくて、「これはお花見日和だなぁ」と思っていたのですが——
どういうわけか、私の気持ちは外ではなく、家の中へ。
「今日はサクラより、ミシンかな」
そんな声が、自分の中から聞こえてきました。
どうしても作りたかったもの
先日から取り組んでいる、
藤井風さんのミニチュア衣装づくり。
前回はパンツを仕上げたところで、
「次はジャケット」と思いながら、ずっと気になっていました。
あの衣装の雰囲気を、小さな世界の中でどう表現するか。
考え始めると、頭の中がそれでいっぱいになってしまうんです。
外に出るよりも、ミシンに向かいたい。
そんな日は、もう迷わずその気持ちに従うことにしています。

茶色のジャケットができました
そして昨日。
茶色のジャケットが、ようやく形になりました。
小さなジャケット作りは、慣れているはずでした。
リカちゃん用に何着か縫ってきたので、
手順は自然と手が覚えています。
けれど今回の生地は、少し気難しくて。
光沢のある、ぬいぐるみ用の毛足のある布。
やわらかくて、それでいて厚みがあり、少し伸びるのです。
そのたびに縫い目がずれて、
「あれ、また違う」とほどいてはやり直し。
まるで生地とおしゃべりするように、
ひと針ひと針、様子をうかがいながら進める時間になりました。

完成したときは、思わず「できた!」と声が出ました。
サクラを見に行くのとはまた違う、静かな満足感です。
季節よりも「今やりたいこと」を
サクラの季節は、毎年やってきます。
でも、「今これをやりたい」と思う気持ちは、
そのときだけのものかもしれません。
だから昨日は、サクラではなくミシン。
そんな一日も、なかなかいいものだなと思いました。
次はどこまで作れるかな
ジャケットができたので、
ミニチュア衣装も少しずつ完成に近づいてきました。
次はどこを作ろうか。
そんなことを考える時間も、また楽しいひとときです。
定番の黒タオルは、すぐにでも縫えるのですが、ジャケットの下に着ているシャツは、まだ型紙もできていなくて、生地も探しているところです。
また少しずつ、ご報告していきますね。
蝶柄パンツの記事も、よろしければのぞいてみてくださいね。

今日の縁側便り
サクラを見に行かなかった日。
でも、心の中にはちゃんと春がありました。
好きなことに手を動かす時間も、
春のひとつの楽しみ方かもしれませんね。
読んでくださって、
ありがとうございます。



