先日、思い切って「未来型*夢の降る道」の交流会に参加してきました。
「未来型*夢の降る道」は
好きな事を仕事にする道を見つける大人の習い事です。
交流会の会場は横浜ラーメン博物館。
実は私、新幹線が少し苦手で、乗るのはなんと20年ぶりでした。

新幹線に乗ったり、ブログを書くなんて、
以前の私には、想像もできなかった景色・遠い世界のものだと思っていました。
けれど「空飛ぶ引きこもりライター千聖さん」のブログを読み、
「山籠もり仙人竹川さん」の発信に触れるうちに、
「もしかしたら私にもできるかもしれない」という気持ちが、胸の奥で小さく芽を出しました。
そのお二人に、初めて直接お会いできる――
その思いだけで、重い腰が自然と上がったのです。
笑いあり、驚きありのひとときの中で、思いがけない出来事が私を待っていました。
憧れのお二人に会えた日
会場に着くと、画面越しでしか知らなかったお二人が、そこに立っていました。
主催の「山籠もり仙人」こと竹川さんは、やさしい目元にユーモアがにじむ方で、まるで仙人のような風貌。
てっきり年上だと思っていたのですが、自己紹介のときに実は私より三歳年下だとわかってプチショック(笑)。
そのとき竹川さんが何気なく「お姉ちゃんだ」と言ってくださり、会場に笑いが広がりました。
よくよく見ると肌ツヤも良く、なるほど年下だなぁと納得。
そんなやり取りも、あの日の温かい思い出です。
交流会では参加者それぞれが自己紹介をし、夢や思いを語り合いました。
これまでの自分の歩みを話すと、
うなずきながら聴いてくださる方がいて、胸の奥の硬いものが少しずつ溶けていく感覚がありました。
「ブログを始めてよかった」と、心から思えた時間でした。
日本の神様カードとの出会い

交流会の最後には、サプライズのように「日本の神様カード」を引く時間がありました。
まずは竹川さんがカードを切り、次は私の番。
テーブルに広がるカードを前に、胸の奥で小さな鼓動を感じながら、そっと一枚を引きました。
そこに現れたのは――「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」。
太陽の女神さま、日本神話で最も尊いとされる神様が、私の手元に現れたのです。
竹川さんがカードをのぞき込み、驚きの表情で
「このカードを引いた人、初めてみたなー」と一言。
そして、にこっと笑って「俺はスサノオノミコトだな」と続けました。
さらに「やっぱりお姉さんだ」と呼んでくださったその瞬間、胸の奥に不思議な温かさが広がりました。
ヤマタノオロチを退治した神様が「スサノオノミコト」
このお話絵本は、子供の頃読んだ思い出がありました。
まるで神話のワンシーン
天照大御神とスサノオノミコトは、神話では姉弟の関係。
竹川さんのひとことが、その物語をそのまま目の前に呼び起こしたようで、胸の奥がじんわり熱く感じました。
20年ぶりに新幹線に乗り、勇気を出して一歩踏み出した先で、天照大御神のカードを引く。
これは偶然以上のものかもしれない、そう感じずにはいられませんでした。
天照大御神がくれたメッセージ

天照大御神は、太陽の神様。
「自分の光を信じる」
「隠れていたものを外に出す」
「真実を生きる」
――そんな意味を持つと言われています。
このカードは、私自身へのメッセージだったのかもしれません。
いつも生活に追われ、お金のことばかり考えていた私。
でも、こうしてブログを書き、人と出会い、語り合うことで、胸の奥の小さな光を再び感じられるようになりました。
「もっとその光を信じて進んでいいんですよ」
カードがそっと囁いてくれたように思います。
帰り道は安心感でいっぱい

帰りの新幹線は、行きのドキドキとは打って変わって心がふわっと軽くなりました。
終電ギリギリまで語り合い、窓の外の夜の光が胸の奥の緊張をほどいてくれました。
最寄り駅が終着駅だったこともあり、安心しきって思わず居眠り。
「あんなに怖かった新幹線で、居眠りできるようになるとはね」と、自分で自分に小さく笑ってしまいました。
ほんの少し、新しい自分になれた気がしたのです。
今日の縁側便り

あの日の交流会と天照大御神のカードは、私にとって小さな“再出発”のしるしになりました。
20年ぶりの新幹線、初めてお会いしたお二人、参加者の笑顔、そして手にした光のカード。
どれもが「もう一度、自分の光を信じていい」と背中を押してくれた出来事でした。
これからも「ばぁばちゃんの台所カフェ」で、日々の小さなことを綴りながら、自分の中にある光を大切にしていきたいと思います。
読んでくださるあなたにも、小さな光が届きますように。
いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。
心の中のお店を、ばぁばちゃんはいつも、そっと開けています。
それではまた――お茶をいれて、お待ちしております。
私は今、好きな事を仕事にする生き方を、未来型*夢の降る道で学んでいます。
大人のための寺子屋みたいなイメージです。
この場所では、山籠もり仙人と呼ばれる、おもしろくて個性豊かな竹川さんと、
私の暗く閉ざされた心を、少しづつ丁寧にほぐしてくださった千聖さんに出会う事ができます。
あなたもコッソリのぞいてみませんか?
