雲見温泉で過ごした、秋色のごほうび旅
富士山に迎えられた旅の始まり

週末、雲見温泉へ一泊二日の小さな旅に出かけてきました。
澄んだ空にすっと伸びる富士山の姿が見え、旅の始まりを祝福してくれているようなお天気でした。
昔ながらの民宿「俺の家」で味わう海の恵み

宿は昔ながらの民宿、彩雲「俺の家」。
出てくるお料理はどれも新鮮で、海の香りがそのままお皿にのったよう。


久しぶりに「こんなに美味しいものをゆっくり味わう時間」を堪能しました。
夕暮れの路地散歩で味わった“非日常”

夕方、夕食前の細い路地をそぞろ歩きしていると、潮風が頬に心地よく、どこか懐かしい匂いがしました。
あの静けさの中で歩く時間こそ、まさに“非日常”。
日頃のあわただしさがすーっとほどけていき、「ああ来てよかった」と心の底から思えました。
母と三姉妹、初めての4人旅
今回は、高齢の母と三姉妹の4人旅。
実はこのメンバーで泊まりがけの旅行は初めてで、思い出の1ページをしっかり刻むことができました。
行きは土肥金山へ、帰りは松崎町・堂ヶ島コース
行きは土肥金山に立ち寄り、父の仏壇に「金のお香」、そして自分には白蛇のガラス細工のお守りを。
手にしたとき、すっと胸に落ちてくるような、不思議な安心感がありました。

帰りはサザンの桑田さんが絶賛していた川海苔コロッケを食べ、松崎町のなまこ壁通りを散策。


その後、堂ヶ島の遊覧船で青の洞窟巡り。


一泊では足りなくて…次は春に「二泊で」
ただ、一泊では回りたい場所すべてを巡るのは難しくて……(笑)

「次は春に二泊で来よう。母もまた一緒に」と、帰り道の車内で自然と話がまとまりました。
何か楽しみがひとつあるだけで、日々の暮らしにも張り合いが出るのだと、みんなでしみじみ。
ゆっくりが心地よい年齢に
気づけば三姉妹とも若い頃のようにキビキビは動けません。
でも、それもまた良いものです。
ゆっくり歩くことで見える風景があり、歳を重ねた今だからこそ味わえる旅があるのだと感じました。
健康と家族に感謝して

健康でいられること、そして家族で笑い合えること。
どちらも当たり前ではなく、ありがたいことですね。
心がふんわり満たされる、素敵な秋旅になりました。
今日の縁側便り
帰宅後、旅から持ち帰った金のお香を、父の仏壇に供えました。
白蛇のお守りをそっと財布に入れました。
ガラス細工の白蛇がきらりと光って、
「またきっと春においで」と言ってくれているようでした。
季節はこれから冬へ向かいますが、
次の楽しみを胸に、私ものんびり日々を進んでいこうと思います。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
ばぁばちゃんは、いつでも縁側でお茶を淹れてお待ちしています。
今、学んでいること
以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、
空飛ぶ引きこもり小説家である、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。
何度かメールでやり取りをする中で、
千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。
この出会いに大きな勇気をもらい、最近リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。
今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。
まるで大人のための寺子屋みたいな場所。
ここで「山ごもり仙人」と呼ばれる竹川さんや、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。
よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。



