今日は抽選発表の日でした
先日、「もう当分コブラン織は縫いたくない…」と思ったはずなのに。
気がつけば、また蝶柄の生地を広げていました。
今日は、藤井風さんのライブチケット抽選発表の日。
朝からなんだか落ち着かず、
「今日はポンバッグを完成させよう」
と決めて、家事も早々に済ませ、ミシンへ向かいました。
“完成したら、もしかしたら当たるかもしれない”
そんな、子どもみたいな願掛けまでしながら。
実は、この蝶柄に惹かれたきっかけは、藤井風さんの衣装でした。

このパンツを見たときのときめきが、すべての始まりでした。
やっぱりコブラン織はやっかい
前回作ったファスナーポーチも苦戦しましたが、やっぱりコブラン織は手ごわい。
布は伸びるし、ずれるし、厚みもある。
今回は体に沿う形のバッグなので、カーブ縫いも多く、
ミシンを進めるたびに布が暴れているような感覚でした。
「もう嫌だ…」
何度そう思ったか分かりません。
それでも、
「ライブに持って行けたら素敵だな」
そんな気持ちだけで、何とか縫い進めていました。
夕方になって、ようやく完成。
達成感と疲労感で、しばらく椅子に座り込んでしまいました。

結果メールを開くまで
でも、本番はここから。
夕食も早めに済ませ、お風呂もシャワーだけ。
コーヒーを淹れて、深呼吸。
ここまで心の準備をしないと、結果メールを開けませんでした。
スマホを持つ手が、少し汗ばんでいました。
そして目に入ったのは、
「チケットはご用意できませんでした」
の文字。
ガーン…。
分かっていたつもりだったのに、
一気に力が抜けました。
覚悟していたはずなのに、
やっぱりショックは大きいですね。
今はもう、ボーっとしています。
今夜は、ふて寝になりそうです。

それでも完成したバッグ
ふと横を見ると、
完成した蝶柄のポンバッグ。
さっきまでは、
「これを持ってライブへ行けたらいいな」
と思っていたのに、
今は少しだけ切なく見えます。
でも、
「今日のワクワクがなかったら…」
このバッグも完成していなかったかもしれません。
好きなものがあるって、
うれしいことばかりじゃなく、
時々こうして落ち込んだりもするけれど。
それでも、
「行けるかもしれない」
と思いながらバッグを縫っていた今日の時間は、
なんだか楽しかった気がします。
今日の縁側便り
人生、思い通りにならないことは多いですね。
でも、結果は残念でも、
その日をワクワクしながら過ごせたことは、
ちゃんと心に残ります。
行けるか分からないライブのために、
バッグを縫って、
完成した頃には、すっかりその気になっていた私。
そんな“ちょっと浮かれた時間”も、
暮らしを明るくしてくれるのかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございます。
