「ピレア・ペペロミオイデス」は植替え時期を逃しても大丈夫！？

丸くて可愛らしい葉っぱが人気の「ピレア・ペペロミオイデス」

肉厚で艶やかな葉っぱが魅力的です。

３年前から育てていますが、徒長してしまったため、昨年の秋にバッサリ根元からカットし、挿し木に挑戦中です。

無事に発根したのは良かったのですが・・・

植え替え時期をのがしました

水差し期間が長かったせいか、根っこが茶色く変色してしまい、このままでは枯れてしまいそう！？

大ピンチです！

よく見ると葉っぱも丸まって元気がありません。

どうしよう、植え替えしてみようかな

間違いなく植え替えの時期ではないのですが、悩んだ末、ダメ元で思い切って植え替えする事にしました。

早春の植え替え記録

前回の記事では、「初心者でも簡単」なんてお伝えしたのに、そう簡単ではないかも！？

本来なら、「ピレア・ペペロミオイデス」の植え替えは4月～6月頃の春と、9月～10月頃の秋が最適な時期と言われています。

そもそも、挿し木をした時期も間違っていたみたい

その上、数カ月もの間、水につけっぱなしで、時々しか水を変えていなかったズボラ管理。

「可愛い、大好き♡」なんて言っておきながら、ひどい扱いだよね・・・

かすかな望みを胸に、植え替えを試みました。

・鉢の底に鉢底石を敷きます。

・鉢の3分の1程度まで新しい土を入れます。

・株を鉢の中心に置き、周りに土を入れていきます。

・根の隙間にもしっかりと土が入るように、軽くトントンと鉢を叩きます。

植え付け後、鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと水やりをします。

【植え替え直後】土、少なすぎかも！

【植え替え３日後】一部の茎がピンとしてきました！

うまく根付くか心配ですが、根気よく観察を続けていこうと思います。

まだまだ元気には程遠い・・・

①植え替え後の置き場所は、直射日光を避け、風通しの良い明るい日陰で管理。

約1週間後から、徐々に日光に慣らしていきます。

②水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりと。

過湿にならないように、水のやりすぎには注意が必要。

③植え替え後1ヶ月ほどは、肥料はNG、そのあとは、薄めた液体肥料などを与える。

④その他注意点

・風通しの良い場所に置く。

・時々鉢の向きを変えて日光が均等に当たるようする。

・寒い日は、室内の暖かい場所で管理する。

ポイントをおさえればいけるかな！

「ピレア・ペペロミオイデス」の栽培カレンダーを調べ、以下の表にまとめました。

管理に悩みを抱えている方は、季節ごとの作業内容を参考になさってください。

季節	作業内容
春（3月～5月）	・新芽が出始める時期。日の光を十分に当て、室内でも明るい場所に置く。・土が乾いたら水を与える。定期的に葉水をすると良い。・成長期に入り、肥料を月1回程度与える。・挿し木を行うのに適した時期。枝をカットして挿し木を始める。
夏（6月～8月）	・高温多湿の時期。日差しが強すぎると葉焼けを起こすので、直射日光を避ける。・水やりはしっかりと、土が乾燥しすぎないように管理。・湿度を保つために葉水をするのが有効。
秋（9月～11月）	・気温が下がる時期。水やりの頻度を減らし、土が湿りすぎないように注意。・肥料の量を減らす。・風通しの良い場所に移動し、葉が病気にかかりにくいように管理。・挿し木の成功率が高い時期。気温がまだ温かければ挿し木を行うことも可能。
冬（12月～2月）	・寒さに弱いので室温が10℃以上を保つように注意。・水やりは少なめに。土が完全に乾いてから水を与える。・室内が乾燥しがちなので、加湿器などで湿度を保つと良い。・挿し木はこの時期には適さない。