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2025年春夏|70代80代の服装選び!介護士厳選老人ホーム服

介護

老人ホームでの生活は、お母様にとって快適で安心できるものであると同時に、おしゃれも楽しんでほしいと心から願う娘さんは多いのではないでしょうか?

私自身、介護士として日々利用者様と接する中で、服装がその方の生活の質に大きく影響することを実感しています。

もっとこうしたら着やすいのに、こんな素材なら心地よいのに

と感じることがあります。

そんな想いを込め、介護士としての経験から得た老人ホームでの服装選びのポイントをまとめました。

少しでも利用者様が安心快適に暮らせるよう、ご家族さまのヒントになればと思っています。

着脱のしやすさ:お母様の負担を軽減

高齢になると、どうしても関節の可動域が狭まったり、力が入りにくくなったりするものですよね。

毎日の着替えだからこそ、少しでもお母様の負担を減らしてあげたい。

そんな優しい想いを込めて、着脱しやすい服装を選んであげるのはいかがでしょうか?

前開き

腕が上がりにくい方でも着脱が楽なラグラン袖で、乾燥機が使え、しわになりにくいポロシャツです。

ボタンが大きく、斜めボタンホールなので着替えがしやすいです。

ネームタグ付きなので、他の利用者様の服と間違えられることを防げます。

ゆったりとした袖口・裾

リブ袖ではないので、袖口がゆったりしています。

腕を通しやすく、着替えがスムーズに行えます。

脇スリット入りで、お腹回りもスッキリです。

特に、肩や腕に痛みがある場合は、ゆったりとしたデザインを選んでみてください。

ウエストゴム

高齢者方の体型に特化した、はき心地抜群の設計です。

質の高い国内縫製で、ウエストゴムは国内のゴムメーカーと共同開発し、お洗濯にも耐える品質を満たしています。

締め付け感が少なく、お腹周りが気になる場合でも楽に着用できます。

マジックテープやスナップボタンは、力が入りにくい方でも簡単に留められる利点もありますが、いかにも介護服と言ったデザインでは、お母様もおしゃれする気分にはなれませんよね。

「いくつになってもお洒落をする楽しみ」は生活のハリにもつながっています。

動きやすさ:お母様の活動をサポート

老人ホームでは、リハビリレクリエーションなど、身体を動かす機会がたくさんあります。

お母様には、自由に体を動かして、毎日をイキイキと過ごしてほしい。

そんな願いを込めて、動きやすい服装を選んであげるのはいかがでしょうか?

伸縮性のある素材

伸びがよく穿き心地のよい軽やかな素材を使用したジャージパンツです。

配色を効かせたサイドラインがすっきりとした印象ですね。

身体の動きに合わせて伸び縮みし、運動を妨げません。

特に、関節が動きにくい場合は、伸縮性のある素材を選ぶと、動きやすさが向上します。

ゆったりとしたデザイン

身体にフィットしすぎない、ゆったりとしたデザインの服は、動きやすく、快適に過ごせます。

締め付け感があると、長時間着用するのが辛くなってしまうことがあります。

このようなカットソー素材は伸縮性もあり、毎日着たくなる着心地の良さです。

インナーとしても活躍してくれる重宝なアイテムです。

丈の長さ


裾が長すぎるズボンやスカートは、歩行中に床に擦れて転倒する危険性があります。

くるぶしよりも短い丈の服を選ぶことは、転倒のリスクを減らすための簡単な方法ですが、とても効果的です。

くるぶしよりも短い丈の服を選ぶか、裾上げをするなどして、調整されるとよいです。

お母様への優しい気持ちを込めて、ぜひ実践してみてください。

リハビリやレクリエーションの際は、動きやすい服装が大切です。ゆったりとしたデザインで、伸縮性のある素材の服を選ぶと、体を動かしやすくなります。

安全性:お母様を守りたい

老人ホームでの生活で、転倒や怪我のリスクをゼロにすることは難しいかもしれません。

しかし、靴選び一つでリスクを減らすことは可能です。

お母様が安心して毎日を過ごせるように、安全面に配慮した靴を選んであげることは、家族としてできる大切なことではないでしょうか?

滑りにくい素材

足腰が弱っている場合は、滑りやすい素材は危険です。

滑り止め加工がされた素材を選ぶようにしましょう。

歩行しやすく疲れにくい設計でお手入れしやすい素材がおススメです。

装飾品

装飾品(ボタン、ビーズなど)がついたものは避けた方がいいです。

取れてしまうと、誤嚥の原因になることがあります。

*施設内では、靴や衣類のボタンを食べ物と間違え、お箸でつまもうとする姿を時々見かけます。

衣類に限らず、靴もできるだけシンプルなデザインを選びましょう。

転倒防止のため、滑りやすい素材は避けましょう。(靴底を確認してみてください)また、装飾品が多い靴は、誤嚥のリスクがありますので、注意が必要です。

快適性:お母様の笑顔のために

高齢者は体温調節が難しくなることがあります。

季節に合わせて、適切な素材の服を選び、室温に合わせて調節するようにしましょう。

老人ホームでの生活を快適に過ごすためには、素材や通気性にも配慮が必要です。

吸湿性・通気性

吸湿性・通気性の良い素材(綿、麻など)は、汗をかいても快適に過ごせます。

特に、暑がりのお母様には、接触冷感素材(着た瞬間の肌へのべたつきを感じにくい)がおすすめです。

肌触り

肌触りの良い素材(綿、ガーゼなど)は、着心地が良く、ストレスを軽減できます。

コットン100%のダブルガーゼは肌当たりもやさしく、汗をかく夏の時期にぴったりです。

敏感肌のお母様には、特に、肌触りの良い素材を選ぶことをおすすめします。

前を開けて羽織りのシャツとして着るのも素敵ですね。

季節に合わせ調節できる羽織もの

羽織ものは年中活躍するアイテムです。

秋冬は防寒、春夏は冷房対策にピッタリです。

ショート丈の羽織ものは手洗いやトイレでも気を使わず使えます。

おしゃれ:お母様の心を彩りたい

おしゃれを楽しむことは、生活の質を向上させる上でとても大切です。

自分の好きなデザインや色の服を着ることで、気分転換になり、明るい気持ちで過ごせます。

お母様の好きな色や柄を覚えて、一緒に選びに行くのも楽しいかもしれません。

外出する際には、少しおしゃれな服を着るのも良いですね。

お母様が「お出かけしたい」という気持ちになるような、素敵な服を一緒に選んであげると喜ばれます。

おしゃれを楽しむことは、認知症予防にも良いと言われています。お母様の好きな服を選んで、一緒にファッションショーをするのも楽しいかもしれませんね。

まとめ

介護度や身体状況に合わせて、適切な服を選ぶことは少し難しいとかんじるかもしれません。

お母様と一緒に考えたり、介護士に相談して、アドバイスをもらうのも良いと思います。

お母様が老人ホームでの生活を、より快適に、そして笑顔で過ごせるように、心を込めて服装を選んであげてくださいね。

今回ご紹介した商品は

ココわく(シニアファッション)から厳選しています。

「あをに工房」という高齢者就労支援施設が一つ一つ手作りで作っています。

お母様の服選びに、ご参考になれば嬉しく思います。

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