こんばんは。
今朝は、自室のレースカーテン越しに外を眺めていました。
鳥の声がして、風の音もする。
のどかな朝のはずなのに、なぜか心が落ち着かない。
きっと、窓の向こうの景色が好きではないのだと、
ふと気づきました。
本当に見たい景色
もし、いま見たい景色があるとしたら。
それは、八歳まで暮らしたあの田舎町。
日本昔話の挿絵みたいな、ぽこぽこ丸い山。
険しくなくて、ただ静かにそこにある里山の風景。
あの景色の中で、
カタカタとミシンを踏めたらどんなにいいだろう。
そんなことを思いました。
小花柄の白いワンピース
近所に、色白のかわいい同級生がいました。
その子は、いつも白っぽい小花柄のワンピースを着ていた。
膝が少し見えるくらいの丈。
派手ではなくて、さりげない小さなレースがついていて。
私はというと、七分丈のパンツ。
足元はゴム草履。
写真が残っています。
なんだか自分がみすぼらしく見えて、
少しだけ、いや、きっとずいぶん、うらやましかったのだと思います。
パンツの私と、憧れのスカート
振り返ってみれば、
私はずっとパンツの人でした。
動きやすくて、働きやすくて、
現実的な服。
でも心のどこかで、
揺れるスカートに憧れていたのですね。
風にふわっと広がる裾。
「かわいいね」と言われる存在。
あの頃は選べなかったけれど、
いまは違います。
今日、縫う
ミンネで出している
「小さな洗濯日和」というガーランド。
今までは飾るだけのタイプでしたが、
そこに、1/6ドール用の着せ替えができる服を吊るそうかと思っています。
主役は、小さなワンピースがいい。
真っ白で。
派手ではない、小さな小花柄。
丈は…あの頃と同じ、膝が少し見えるくらいでは子供っぽいかなぁ。
段々に重なる布の影。
階段を降りるたび、ふわりと広がる裾。
あの頃、手が届かなかった
あのロングスカート。
これは、誰かへの対抗ではなくて、
あのとき憧れていた自分の気持ちを、
やさしく迎えにいく作業なのかもしれません。
そして隣には、
七分丈パンツも並べましょう。
どちらも私だから。
今日の縁側便り

窓の外の景色は変わらなくても、
心の中の景色は、自分の手で縫い直せるのですね。
今日は「手を動かす人」になりました。
あの白いワンピースを、
いまの私の手で。
完璧じゃなくていい。
途中で「あれ?」と思っても、止まらずに仕上げました。
白は難しいけれど、
だからこそ仕上がったときの清らかさは格別です。
もう迷いは脇に置いて、
これが昔の自分に差し出す一着だから。
カタカタという音が、
里山まで届きますように。
読んでくださって、
ありがとうございます。
縁側のあとで、少しだけ
※ここからは、
ばぁばちゃんが今、大切にしている場所のお話です。
以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、
空飛ぶ引きこもり小説家、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。
ばぁばちゃん自身が、心から大切にしている場所です。
何度かメールでやり取りをする中で、
千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。
この出会いに大きな勇気をもらい、リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。
今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。
まるで大人のための寺子屋みたいな場所。
ここで「山ごもり竹川」という仙人みたいな方や、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。
よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。


