介護脱毛って必要?──ばぁばちゃんの、ちょっとだけまじめなお話
こんにちは。「ばぁばちゃんの台所カフェ」へようこそ。
今日は、ちょっぴりまじめなお話を。
テーマは 「介護脱毛」 です。
近年、テレビや雑誌でもよく耳にするようになりましたね。
実は、ばぁばちゃんの職場でもときどき話題になるんですよ。
ある芸能人の方が「将来、人に迷惑をかけないように」と話していたのを聞いて、「あぁ、なるほどなぁ」と思ったのを覚えています。
今日はそんな「介護脱毛」について、ばぁばちゃんなりに考えてみたことを、少しだけお話させてくださいね。
そもそも「介護脱毛」ってなあに?

簡単に言うと、
将来、介護されることを見すえて、陰部やおしりまわりの毛を脱毛しておくこと
だそうです。
おむつ交換のときに清潔に保ちやすかったり、
においがこもりにくかったり…
そんな理由から、注目されているんですね。
「なるほど、そういう考え方もあるのね」って、私も思いました。
現場のばぁばちゃんは、どう思ってるの?

ばぁばちゃんは、今、介護のお仕事をしています。
排泄介助やおむつ交換も、毎日の大切なおしごとです。
でもね、毛があるから大変、ないから楽、というのは…
正直、そんなに単純な話じゃないんですよ。
毛があっても、きちんと清潔にできるようケアするのが、私たちの役目です。
「どうすれば、その方が気持ちよく過ごせるか」
いつもそれを考えながら、お手伝いさせていただいています。
だからね──
ばぁばちゃん自身は、「脱毛しよう!」とは今のところ思っていません。
アンダーヘアって、なんであるの?

ふと、気になって調べてみたんです。
アンダーヘアって、なんのためにあるんだろう?って。
調べてみると──
陰部やおしりまわりの皮膚はとってもデリケートで、摩擦や刺激に弱いんだそうです。
毛があることで、クッションのような役割を果たして、粘膜を守ってくれているんですね。
そういえば、
頭にも、脇にも、そして陰部にも毛があります。
どれも「大事な場所」。
だから、ちゃんと意味があって生えているんだなぁと、あらためて感じました。
私たちの選択はそれぞれ

「将来、誰かに迷惑をかけたくないから脱毛しておく」
──その気持ち、とてもよく分かります。
それも、ひとつの優しい思いやりですね。
でもばぁばちゃんは、
「毛がある前提で、どうお手伝いするか」
それを大切にしたいと思っています。
それもまた、別のかたちのやさしさかな、と。
ばぁばちゃんは、まだしばらく自然のままでいく予定です(笑)
でも、大切なのは「自分で選ぶこと」。
どんな選択でも、自分が納得できたら、それがいちばん。
あなたは、どう思いますか?
ご自身のこと、ご家族のこと──
もしよかったら、あなたの考えや経験も、ぜひ聞かせてくださいね。
今日の縁側便り

梅雨の走りでしょうか。
今朝もしとしとと雨が降っています。
庭のギボウシの葉に、小さな雨粒がいっぱい。
キラキラと光っています。
しっとりした空気のなかで、ちょっと心が落ち着く朝でした。

今日も「ばぁばちゃんの台所カフェ」にお立ち寄りくださってありがとうございます。
このブログが、あなたにとっても心の温まる居場所になれば嬉しいです。
また縁側でお待ちしていますね。

おかえりなさい。