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しょうがない私と、437円のコウモリラン

ばぁばちゃんの暮らし
小さなコウモリランとの出会いが、心のざわつきをやわらげてくれました

コウモリランとの出会い

心がざわついて、どうにも落ち着かない日。

不安が胸の奥で小さく渦を巻いて、じっとしていられなくて。

そんな日は、何かに呼ばれるように外へ出たくなります。

気づけば車を走らせ、ホームセンターの園芸コーナーへ向かっていました。

そこにいたのは、少し汚れたコウモリラン。

437円コーナーで見つけた“この子”。
少し汚れていたけれど、なぜか目が離せませんでした。

値札には「437円・お買い得品」。

泥で汚れて、枯れた葉っぱも混じっているのに、
なぜかその姿に目が離せませんでした。

──もしかしたら、今の私に少し似ているのかもしれません。

気づけばカゴに入れて、レジへ向かっていました。

家に帰って傷んだ葉を取って、そっとぬぐってあげたら──。
まぁ、なんてかわいらしいことでしょう。

そのままお気に入りの鉢に植え替えてみたら、
部屋の空気がすっと和らいで、
まるで前からそこにいたみたいに馴染んでくれました。

お気に入りの鉢にお引っ越し。
すっかり部屋の風景に溶け込んでくれました。

眺めているうちに、心のざわつきも少しずつ静まっていくようで。

「これからよろしくね」──思わず声をかけてしまいました。

コウモリランの育て方メモ

コウモリラン(ビカクシダ)は、ちょっと変わった姿の観葉植物。

木や岩にくっついて育つ「着生植物」なので、
鉢植えだけでなく、板に張りつけて壁にかけても楽しめるそうですよ。

コウモリランお世話のコツ

・直射日光を避けた明るい場所が好き。

・水やりは「根や葉が乾いてから、たっぷり」が基本。

・霧吹きで葉に水をあげると元気になる。

・冬は乾かし気味にして、冷たい風を避ける。

葉の形や色が少しずつ変化していくのも魅力です。

ゆっくり育つその姿を眺めながら、
「今日も生きてるね」と声をかけたくなる──

そんな植物です。

コウモリランの花言葉は「信頼」「助け合う」「魔法」などといわれています。

コウモリランの姿が不思議で神秘的であることや、鉢植えでなく木の幹に着生する珍しい植物であることが由来として考えられています。

今日の縁側便り

コウモリランを眺めながら、
心のざわつきが少しずつ静まっていく時間。

心がざわざわする日があります。

不安に押しつぶされそうなとき、私はつい“動いてしまう”ほうです。

何かしていないと、自分が沈んでいきそうで。

でも、今日出会ったコウモリランは、
枯れた葉を抱えていても根っこは生きている。

そう思うと、少しだけ気持ちが落ち着きます。

生きものは、見えないところでちゃんと力を蓄えている。

焦っても、怖くても、ちゃんと光のほうへ顔を向けている。

たまには、しょうがない私でもいい。

外に出て、風にあたって、気になる“何か”を見つける日があっても。

その小さな出会いが、今日の私を支えてくれるのだから。

コウモリランを眺めながら、そんなことを思っています。

今日も、お話を聞いてくださってありがとうございます。

ばぁばちゃんは今日も心の中のお店をそっと開けて、縁側でお茶を淹れてお待ちしています。

今、学んでいること

以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、

空飛ぶ引きこもり小説家である、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。

何度かメールでやり取りをする中で、

千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。

この出会いに大きな勇気をもらい、最近リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。

今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。

まるで大人のための寺子屋みたいな場所。

ここで「山ごもり仙人」と呼ばれる竹川さんや、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。

よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。

未来型*夢の降る道 好きな事を仕事にする生き方の紹介画像
心の灯りをともしてくれる学びの場所『未来型*夢の降る道』。ここで、新しい一歩を学んでいます。
ガーランドを中心に、北欧生地を使った小物を販売しています。ひとつひとつ丁寧に、手づくりのあたたかさをお届けできたら嬉しいです。

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