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落選した夜と、止まらなかった手仕事──ミシンと私の小さな再起

ばぁばちゃんの手仕事
ミシンと私の一日

落選したけれど、気持ちは止まりませんでした

藤井風さんのライブ抽選に落選した昨夜。

正直、さすがに少し落ち込みましたが、不思議なもので、今日はまたミシンの前に座っていました。

知り合いから、ポーチの依頼をいただいたんです。

こんなイラスト付きの依頼書です(汗)

何となくイメージは湧いています。

生地は「とにかく派手なものでお願い。」でした。

「よし、まずは試作を作ろう」

そう思った瞬間、気持ちが少し前を向きました。

ところが今度は、ミシンの調子がすこぶる悪い。

縫い目はガタガタ、糸は絡まる、後退縫いでは引っかかる。

「えぇ…今度はミシン?」

思わずため息。天井を見上げてしまいました。

母から借りているミシン

私が使っているのは、母から借りているミシンです。

2010年に購入したものらしいのですが、その間、一度も本格的なメンテナンスをしていなかったことが判明。

これはもう、見て見ぬふりはできません。

取扱説明書を開き、恐る恐るお釜周りを開けてみました。

すると──

出てくる、出てくる。

固くなった綿ぼこりが、まるで巣のようにびっしり。

「よくこんな状態で使っていたな…」

思わず呟いてしまいました。

母任せ、人任せだった私も悪かったな、と反省です。

このミシンには、お世話になっています

去年の秋頃から、minneでの販売を始めました。

ガーランドを縫ったり、生活小物を作ったり。

また、趣味で藤井風さんのミニチュア衣装を楽しんだり。

このミシンとは、本当にたくさんの時間を一緒に過ごしてきました。

だから今回は、

「私がやるしかない」

そんな気持ちで、徹底的に掃除をしました。

綿ぼこりを取り除き、説明書を見ながら少しずつ確認。

すると、糸調子は少し改善。

「おっ、直ったかも?」

そう思ったのですが…。

そう簡単にはいきません

今度は後退縫いが引っかかる。

下糸にはループ。

縫い目は相変わらずきれいになりません。

「もう〜!」

一人で思わず声が出ました。

頼まれているポーチを作りたいのに、このままでは進めません。

ライブ落選に続き、今度はミシンまでご機嫌ななめ。

さすがに少し気落ちしてしまいました。

ガタガタでも試作品は完成

注文サイズのポーチは、今まで作ったことがありませんでした。

頭の中で完成像を描きながらやってみましたが、「あれ?スクエアになってる」

依頼品は縦長のポーチです。

「どこで計算間違ったんだろ」

頭が痛くなりました。

もう頼りになるのはAI先生しかない。

調べてみると、しっかり計算方法を教えてくれました。

どうやら今日は、頭が全く回っていなかったようです。

AI先生のヒント

ミシンと向き合う時間

AI先生にヒントをもらい、新しい布を裁ちました。

もう一度試作品を作ります。

依頼者希望の、派手な生地も注文しました。

来週の休みに、再度挑戦しようかと思います。

どうか、ミシンのご機嫌が良いように…

今日の縁側便り

うまくいかない時って、なぜか重なるものですね。

でも、

落選したからといって、ミシンが不調だからといって、暮らしが止まるわけではありません。

落ち込みながらも、
掃除をして、
糸を替えて、
また縫ってみる。

そんな繰り返しの中で、少しずつ前へ進んでいる気がします。

長年頑張ってきたミシンにも、
「今までありがとう。これからもよろしくね」
そんな気持ちになった一日でした。

お読みいただき、ありがとうございます。

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