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会える前の、静かな夜に|再会を待つ夜の想い

人生アルバム

会える前の夜に

今夜は、なんだか落ち着かない夜です。
胸の奥がそわそわして、じっとしていられないような、でも静かにしていたいような。

先月、「会いたい人に会えるうちに」という記事を書きました。
あのときは、まだ会えるかどうかもわからなくて、ただ想うことしかできなかったのに。

あれから一ヵ月。
明日、ついに会えることになりました。

心配とワクワクのあいだで

うれしいはずなのに、不思議ですね。
心配な気持ちも、一緒にくっついてきます。

どんな顔をして会えばいいんだろう。
何を話せばいいんだろう。

考え始めると、次から次へと浮かんできて——

お土産は何がいいかな。
昔みたいに、餡子のお菓子が好きだったかな。

服はどうしよう。
いつものままでいいのか、それとも少しだけきちんとした方がいいのか。

まるで、初めて誰かに会う前みたいな気持ちです。

三人で向かうことに

明日は、元主人と娘と、三人で会いに行きます。

こうしてまた同じ方向を向いて出かける日が来るなんて、
少し不思議な気持ちもあります。

本当は、息子も一緒に来られたらよかったのですが、
仕事の都合で今回は叶いませんでした。

あの人にとって、息子は特別な存在でした。
小さな頃から、目を細めてその成長を見ていた姿を思い出します。

だからこそ、きっと——
いちばん会いたかったのは、息子だったのではないかと、思うのです。

来られないとわかっていても、
どこかでその姿を探してしまうのではないか。

そんなことを考えると、胸の奥が静かに締めつけられます。

それでも、ただ「会える」ということ

いろいろな思いはあるけれど、
それでもやっぱり思うのです。

ただ、会える。
顔を見られる。

それだけで、もう十分なんじゃないかと、思うのです。

うまく話せなくてもいい。
沈黙があってもいい。

「会えてよかった」
その一言が言えたら、それでいいのかもしれません。

今日の縁側便り

春の夜は、少しやさしい風が吹いています。

落ち着かない心を、そっとなだめるように、
お茶をひと口。

明日はどんな一日になるのでしょう。

少しの心配と、少しの楽しみを抱えながら、
今夜は静かに休むことにします。

それでは、また。

お読みいただき、ありがとうございます。

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