私を見つけてくださりありがとうございます。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」へようこそ。
お茶をいれますね。
よかったら、少しだけお話し聞いてくださいね。
この「ばぁばちゃんの台所カフェ」の始まりは、ある一つのブログとの出会いでした。
退職前の私に灯った、小さな希望の灯り

1年程前から、私の心の中にぽっかりと空いたような感覚がありました。
年齢を重ね、自分なりの生活は楽しんでいたけれど、どこか心が満たされない。
そんなある日、ふと出会ったブログがありました。
体力にも自信がなくなってきたし、
「そろそろ退職してもいいかな」と思うようになったのも、
大きなきっかけだったかもしれません。
日々の生活に何かが欠けているような、そんな思いを抱えていたのだと思います。
「ひきこもり」
「好きなことを仕事にする」
という言葉が目に飛び込んできて、
なぜかそのページから目が離せなくなったのを覚えています。
小さな勇気をそっと手渡してくれるようなブログ。
ブログには、「ひきこもりから起業した女性」が、自分の好きなことを仕事にしながら、自然体で生きている姿が描かれていました。
その言葉のひとつひとつが、今の私にぴったり重なり、
またうつ病に悩む娘の姿が目に浮かんで…
胸の奥がじんわりと熱くなったのを覚えています。
千聖さんの文章は、どこか隠れ家のようで、そっと心に寄り添ってくれます。
頑張りすぎなくていい。
無理しなくていい。
今の自分を受け入れていい。
そんなメッセージが、私の背中をちょっとだけ押してくれたのです。
私はシニアと呼ばれる世代。
何の特別な経験もスキルもない、どちらかというと引っ込み思案な自分です。
でも本当は、心のどこかで
「何か始めたい」
「誰かの役に立ちたい」と願っていました。
“ひきこもり”が教えてくれた、もうひとつの居場所

パソコンもブログも、最初はわからないことだらけでした。
でも、千聖さんのメルマガやブログを読んでいると、
できない理由より「やってみたい気持ち」の方が強くなるのです。
自分の部屋で、好きな時間に、好きなことを発信できるブログ。
そんな私でも、ブログを始められたのです。
千聖さんのスタンスは、「できることを、できる形で発信していけばいい」
人と比べなくていい。
完璧じゃなくていい。
年齢だって、関係ない。
私の経験、私の言葉でも、誰かの背中をそっと押せるかもしれない。
そして、私のこのブログ「ばぁばちゃんの台所カフェ」をはじめるきっかけになりました。
お茶を出すような感覚で、日常のこと、家族のこと、
シニア世代のカラダメンテナンスや心の揺れを、少しずつ書くようになりました。
今の私の目標は、「いつか誰かに、同じように勇気を届けること」。
まだまだスタートラインに立ったばかりですが、
このブログを読んでいるあなたにも、ぜひ知ってほしいのです。
きっと、あなたにもそっと寄り添ってくれる言葉が見つかると思います。
今日の縁側便り

梅雨の雨音が、台所まで届いてきます。
しとしと、ぽつぽつ──ときどき、ザーッと。
湿気にまいりそうになる日もあるけれど、こんな季節こそ、深呼吸を忘れずに。
ぬか床も、なんだか機嫌よさそうで、朝からちょっと嬉しくなりました。
季節が静かに移り変わる音に、耳をすませる。
縁側の小さな風鈴が、雨の合間に、ちりん…と涼やかな音を響かせています。
いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。
これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
どうぞ、お気軽に遊びに来てくださいね。
ではまた、お茶を淹れてお待ちしています。