ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
最近、ナッシュ(冷凍おかず)でウエイトコントロールをしている私にとって、
この日はまさに“試練”の日——
いや、ごちそう解禁の日でした。
母と妹と私の3人でちょっと贅沢にステーキランチ。

本当はもう一人の妹も来るはずだったのですが(4人で予定)、体調を崩してしまい、今回は泣く泣く欠席。
いちばん残念がっていたのは、きっと本人。
元気になったら、みんなでリベンジしようね!
少し残念でしたが3人で、神戸ステーキ「リンデン」へ。
目の前で焼いてくれるステーキは初めて♡
奇麗に磨かれた鉄板が美しい!

サラダの後は、お待ちかねのステーキです。

マスターはシャイな方かも!?
撮影はお料理のみOKでした。

恐る恐るパチリ!
ですよね~。パフォーマンスに影響が出るといけませんから。

この日、誰よりも楽しみにしていたのが、なんと高齢の母。
「何か食べたい物ある?」と聞くと、必ず返ってくるのは——
「お肉が食べたい!」のひと言。
年齢なんて関係なしです。
デヴィ夫人と同級生の母も、肉食女子?ですからねぇ。
今時の高齢者は、私たち三姉妹よりも、ずっと胃腸がタフなんじゃないかしら。

ステーキはぺろりと完食。

「焼き加減がちょうどよかったね」と、満足げな笑顔。
一番若い妹が「最近は脂っこいものが…」なんて言っているのが、ちょっと情けなく感じるほど。
なんだかんだ言いながらも、デザートも問題なく完食する母でした。

そして帰り道、母がまた一言。
「ねぇ、柏餅、食べたくない? 今だけの季節ものだから」と、まさかのおやつ提案。
もちろん寄りましたとも!
えーえー💦
和菓子屋さんに立ち寄って、柏餅をしっかり購入。
帰宅後のお茶タイムで、母のすすめるまま、私も2個、食べちゃいました(冷汗)。

「今日ぐらいはいいよね~」
母のこのひと言に、私も妹もつい負けてしまいました。
食べながらふと思ったんです。
この人、いったいどんな胃袋してるんだろう?
いやほんと、感心するやら、驚くやら…。
ダイエット中の身としては「ナッシュ、ごめんね」と心の中でつぶやきつつ、
でも、こういう“心まで満たされる日”も大切にしたいな、と思ったのでした。

柏餅と言えば、思い出すのは亡き父のこと。
父は元・菓子職人で、団子や柏餅など、家でも作ってくれました。
「今日のおやつは、俺が作るぞ」なんて言いながら、
台所で粉をこねるその手つきは、まさに職人そのもの。
甘いものができあがると、味見するのは真っ先に私たち子ども。
それを見て、父はいつもニコニコしていました。
あの頃の我が家は、甘い香りと湯気と笑い声がいっぱいだったなぁ。
柏餅の葉の香りをかいだとき、ふっと父の背中が浮かんできて、
「また作ってよ〜」なんて言いたくなります。
きっと今日も天国で、蒸し器片手に、ニヤニヤしてるかもしれません。
母と私が2個ぺろりと食べたのを、ちゃっかり見ていたりしてね(笑)
今日の縁側便り

GWはあと二日で終わってしまいますが、この季節は行きたい所だらけ。
気持ちのいい季節は、本当に短いですからね。
今のうちに楽しんでおかないと。
来週には、茶臼山の芝桜も見ごろを迎えるようで、朝5時出発を計画中です。
仕事がお休みの日って、なんで早起きできるんでしょうかね。
「子供か!」ってつくづく思います。
これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
どうぞ、これからも気軽に遊びに来てくださいな。
また、縁側でお会いできたら嬉しいです。

おかえりなさい。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」より