こんにちは。
ハギレ活用、第4弾です。
これまで細かいハギレを使ってきましたが、今回は少し大きめに残っていた布を使うことにしました。
以前から一度作ってみたかったものがあります。
それが、ばね口ポーチです。
材料は少し大きめのハギレと、ばね口だけ
今回使った材料は、とてもシンプルです。
少し大きめに残っていたハギレと、ばね口金。

作り方を調べてみると、思っていたより簡単そうでした。
そこで、さっそく作ってみることにしました。
布を組み合わせてみると、これがなかなか可愛いんです。
無地の布に柄布を合わせたり、黄色い布に花柄を合わせたり。
ハギレだからこそ、あれこれ組み合わせを考えるのも楽しい時間でした。
4つのばね口ポーチができました
できあがったポーチがこちらです。

口元に少し柄布を使うだけで、それぞれ違った雰囲気になりました。
「なかなか可愛くできたじゃない」
自分では、出来栄えもまあまあ満足です。
小さく見えますが、リップや目薬、イヤホンなども入ります。
普段バッグの中で迷子になりがちな小物を入れておくには、ちょうどいい大きさでした。
しかも、口金を押せばパカッと開いて、手を離せば閉じる。
子どもの頃に使っていたものを思い出して、少し懐かしい気持ちにもなりました。
昭和40年代に使っていた、ばね口の小銭入れ
私が子どもだった昭和40年代。
ばね口の小銭入れを持っていた記憶があります。
口の両側を押すとパカッと開くのが、当時の私には何だか物珍しくて。
楽しく使っていたことを覚えています。
だから今回も、「久しぶりにあのばね口を使ってみたい」と思ったのかもしれません。
昔は何の不便も感じずに使っていたのですが……。
可愛くできたのに、なんとも開けづらい
実際に使ってみて、ちょっと気になることがありました。
なんとも開けづらいんです。
私が使う分には、問題ありません。
ポーチを左手で持って、右手で口金に手を添えれば、何とか開けられます。
でも、母に開けてもらおうとしたところ……。
「硬くて開けられない」
そう言われてしまいました。
確かに、片手で気軽にパカッと開けるという感じではありません。
両手を使って、しっかり口金を押さないと開きにくい。
母には、その力が少し足りなかったようです。
でも、母はもう一言、こんなことも言いました。
「口金がもう少し小さければ、開けやすいかもしれないね」
実は母も、以前ばね口ポーチを作ったことがあったそうです。
私が今回使ったばね口は、少し大きめでした。
口金の両側を押して開けるには、それだけ手を広げる必要があります。
もう少し小さなばね口なら、指に力が入りやすく、母でも開けやすかったのかもしれません。
同じばね口ポーチでも、口金の大きさによって使い勝手が違うのかもしれませんね。
作ったことのある母の一言で、私も「そうかもしれない」と思いました。
私も、いつか母のようになるのかもしれない
私はもう65歳です。
今は何とか開けられるけれど、これから先、年齢を重ねれば私も母のように力が弱くなっていくことでしょう。
そう考えると、「可愛い」「作り方が簡単」というだけでは足りないのだと感じました。
実際に使う人が、無理なく使えること。
それも、手作りするときには大切なことなんですね。
若い頃には何とも思わず使っていたものでも、年齢を重ねると使い勝手が変わってきます。
今回、ばね口ポーチを作ってみて、そんな当たり前のことに改めて気づきました。
ばね口ポーチは、これで最後かな
せっかく作ったばね口ポーチ。
私自身が使う分には、これからも使えそうです。
バッグの中の細々したものを入れておくには、なかなか便利な大きさです。
見た目も可愛くできました。
ただ、今回私が使った少し大きめの口金は、母のように手の力が弱くなっている人には開けにくいようでした。
もう少し小さな口金なら、また使い勝手が違うのかもしれません。
私自身も、これから先のことを考えると、ばね口の大きさや使いやすさを考えながら作る必要がありそうです。
子どもの頃は、あんなに物珍しくて楽しかったばね口。
何十年も経って、自分で作ってみたからこそ、昔とは違う感想を持ちました。
ハギレ活用第4弾は、可愛いポーチができた一方で、
「作れること」と「誰にでも使いやすいこと」は違う
そんなことを教えてくれた、今日の手仕事でした。
今日の縁側便り
可愛いから作ってみたい。
簡単そうだから挑戦してみたい。
そんな気持ちで始めた手仕事でも、実際に使ってみると、思いがけないことがあります。
でも、それもまた手作りの面白さなのかもしれません。
作って、使って、気づくこと。
今日もまたひとつ、ハギレから小さな発見がありました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
