引き出しを開けて、びっくりしました
「引き出しの奥から出てきた真っ白なWガーゼ。
それは、すっかり忘れていた『作ることの楽しさ』を思い出させてくれる大切な布でした。」

先日、引き出しの中を整理していて、思わず驚いてしまいました。
ハギレが……すごいことになっていたんです💦
小さな布、大きな布、細長い布。
「これは何かに使えるかも」と取っておいた布が、いつの間にかどんどん増えていました。
引き出しの中は、まるでハギレの宝箱……いや、ハギレの山です(笑)。
写真を撮ってみたら、改めてすごい量。
「こんなにたまっていたんだ」
「私、こんなに作ってきたんだなぁ」と、自分でもびっくり。
ちょっと笑ってしまいました。
ハギレの山から出てきたもの

そんなハギレを眺めながら、少し整理していると、奥のほうから白い布が出てきました。
「あれ?これは…」
広げてみると、真っ白なWガーゼ。
ふんわりしていて、今見てもきれいな生地です。
手に取った瞬間、懐かしい気持ちになりました。
このWガーゼは、私が初めてミンネに出品した「小さなせんたく日和ガーランド」に使った生地だったんです。
まさか、こんなところに残っていたなんて。
ハギレの山の中に埋もれて、すっかり忘れていました。
そういえば、ガーランドを作らなくなっていた
「小さなせんたく日和ガーランド」を作っていた頃のことを思い出しました。
あの頃は、ガーランドを作るのが楽しかったんです。
小さな布をつないで、ひもを通して、部屋に飾ったら可愛いだろうな……。
そんなことを考えながら作っていました。
そして、勇気を出してミンネに出品しました。
私にとって、初めてのミンネ出品。
今思えば、あの小さなガーランドが、私のハンドメイド販売のスタートだったんですよね。
その後は、ポーチやバッグなど、いろいろなものを作るようになりました。
メルカリに出したり、ミンネに出したり。
そして、今は美容院で委託販売までさせていただいています。
作品が売れると嬉しい。
「可愛い」と言ってもらえると嬉しい。
誰かが私の作ったものを選んでくれることは、本当にありがたいことです。
だから一生懸命、作ってきました。
でも、その一方で……。
いつの間にか、ガーランドを作らなくなっていたんです。
「売れるもの」ばかり考えていたのかもしれない
最近、私は「何を作ったらいいのかわからない」と感じていました。
ミシンには向かいたい。
布を触りたい。
何か作りたい。
なのに、作りたいものが浮かんでこない。
そんな自分が、ちょっと不思議でした。
でも今回、ハギレの山から昔のWガーゼを見つけて、少しわかったような気がします。
私はいつの間にか、
「何を作りたい?」
ではなく、
「何を作ったら売れるかな?」
と考えることが多くなっていたのかもしれません。
もちろん、それが悪いことではありません。
せっかく作るなら、誰かに使ってもらえたら嬉しい。
売れたら嬉しい。
それは今でも変わりません。
でも……ちょっと反省です。
「売れるもの」を考えることに一生懸命になりすぎて、「作ることそのものが楽しい」という気持ちを、少し置き去りにしていたのかもしれません。
忘れていたものを、もう一度
引き出しの中から出てきた真っ白なWガーゼ。
それは、ただの残り布ではありませんでした。
私が初めてミンネに出品した頃のことを思い出させてくれる布でした。
あの頃の私は、まだ何もわからなくて。
それでも、作ることが楽しくて、ワクワクしていた。
そんな自分が、今の私に「もう一度、楽しんでみたら?」と声をかけてくれたような気がします。

このWガーゼで何を作るかは、まだ決まっていません。
もしかしたら、またガーランドを作るかもしれません。
まったく違うものを作るかもしれません。
あるいは、しばらく眺めているだけかもしれません。
でも、今はそれでいいと思っています。
「売れるものを作らなくちゃ」ではなく、
「これ、作ってみたい」
そんな気持ちを、もう一度大切にしてみたい。
ハギレの山も、私が歩いてきた証
引き出しいっぱいのハギレを見て、最初は「どうしよう💦」と思いました。
でも、よく考えてみれば、このハギレたちは私がこれまで作ってきたものの一部なんですよね。
ポーチを作ったときの布。
バッグを作ったときの布。
ガーランドを作ったときの布。
一枚一枚に、そのときの私がいます。
そう考えると、捨てられないのも当然なのかもしれません。
そして、その山の中から見つかった真っ白なWガーゼ。
忘れていたと思っていたけれど、ちゃんとそこに残っていました。
私が「作ることが好きだった頃」の記憶と一緒に。
もしかしたら、今の私に必要なのは、新しい生地を買うことではなくて、すでに持っている布の中から、もう一度「作りたい」を見つけることなのかもしれません。
引き出しの中のハギレを、もう少し眺めてみようと思います。
まだ私の知らない「作ってみたい」が、どこかに隠れているかもしれませんから。
今日の縁側便り
ハギレの山の中から、昔の自分に会いました。
真っ白なWガーゼを手に取ったとき、初めてミンネに作品を出した頃のことを思い出しました。
売れるかどうかもわからない。
上手にできるかどうかもわからない。
それでも、ただ「作ってみたい」という気持ちがあったあの頃。
忘れていたわけではないのかもしれません。
ただ、少し奥のほうにしまい込んでいただけ。
今回見つけたWガーゼをきっかけに、また少しずつ、あの頃の「作りたい」を探してみようと思います。
また楽しく作れる日を信じて。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
