2025年7月にオープンした「あたごフィールズ」に宿泊してきました。
今回は三世代、5人で過ごした1泊2日の小さな旅。
廃校をまるごとホテルにリノベーションしたユニークな空間で、思いきり遊び、のんびり過ごした時間をご紹介します。
旅の準備の様子はこちらからお読みいただけます。
三世代で向かった小さな夏旅
森のマルシェ「きころ」で待ち合わせ
ここから私たちの小さな旅がはじまりました。

集合場所は「あたごフィールズ」に向かう途中の「森のマルシェきころ」。
漁港で直接仕入れた魚を店内でさばいて提供、
山の中にあるお店なのに魚が美味しい!と評判なのです。
店内のキッチンで作った、お惣菜や弁当も何だかほっとする味わいで、
ここで食材を調達し、いざ出発しました。
廃校ホテル「あたごフィールズ」へ到着!
廃校がホテルに生まれ変わった場所。
子どもも大人も、わくわく顔。

のどかで懐かしい雰囲気が、私たちを出迎えてくれました。
校舎に到着すると荷物を下ろし、まずはお楽しみの“部屋決め”。

「ごろごろ室」と名づけられたお部屋にそれぞれのベッドがあり、孫たちは大喜びでベッド選び。

ばぁばちゃんからのプレゼント、三つの小さなランタンを掛けて、秘密基地のような寝床が完成しました。
図書室・川遊び・校庭の散歩

しばらくは窓辺で山々をぼんやり眺めて。
それから、図書室をのぞいて、少しのんびり。


木の香りの残る本棚や机に、懐かしさがこみ上げます。

川原では石を投げて水切りに挑戦。
石が水面に跳ねるたびに、子どもたちの歓声が山に広がりました。
娘と私は、薄っぺらい石選びに夢中。
子供たちに負けないよう、必死で探しました。

校庭のすみっこの、古いタイヤブランコを見つけて大はしゃぎ。
気づけば大人も笑顔に。

デイキャンプの人たちが帰る夕暮れの時間は、なんともいえない贅沢なひととき。
私たちだけの静かな時間になりました。
思い思いの夕食スタイル

夕食はバラバラ。

ある子は階段に腰をおろし、ある子はベッドの上。

ばぁばちゃんは
ソファベッドの脇にクーラーボックスを机代わりにして。
夜空を見上げながら
焼酎を片手にチーズやサラダをつまみ、
最後にとろろ鉄火蕎麦をいただきました。
きちんと丸くなって食べるのではなく、それぞれが好きな場所で、好きなように。
廃校ホテルならではの、気ままな夜ごはんです。
夜9時からは私たちだけの校舎に

この日の宿泊は私たち家族だけ。
他のご家族はデイキャンプのみで、ホテルまるごと貸し切りとなりました。
スタッフさんも夜9時には帰ってしまうので、そこからは私たち5人だけの廃校ホテル。
不思議と怖さはなく、むしろ広々とした解放感に包まれます。
普段はゲームばかりの孫たちですが
この夜はボトルフリップに夢中~。
ペットボトルが回るたび、大笑い。
これも立派な遊びですね。
娘も「三人で遊ぶ姿を見るのは久しぶり!」と目を細めていました。

普段アパート暮らしの娘や孫たちも、のびのび寛げた様子。
この夜だけは、娘の口から、
「早く寝なさい」
「もう遅いから大きな声出さないで」
という言葉が一度も出ず、校舎には笑い声がいつまでも響いていました。
夜のお風呂あがりに

お風呂あがりに「水がもう少し欲しいな」と思い、自販機を探してフロントへ行ってみました。
ちょうどスタッフさんが施錠をしている最中で、自販機は設置されていないことが判明。
すると、スタッフさんが気を利かせてフロント横の小さなマルシェを再度開けてくださり、水を買うことができました。
ありがたい心遣いに感謝しつつも、
「やっぱり飲み物は余裕を持って持参した方が安心だな」と実感。
欲を言えば、自販機がひとつあると助かるかな…と思いました。
朝の空気と小さな朝ごはん

翌朝は窓を開けると、山の景色が一面に広がり、鳥のさえずりが賑やかに聞こえてきました。

「チチチッ」「ピーピー」と色んな声が重なり、木々の間を鳥たちが楽しそうに飛び交っているのが見えます。
ここはバードウォッチングにもぴったりの場所だと感じました。

「森のごはんや」は元々家庭科室だったところ。
こちらをお借りして朝食です。
(夕食時もお借りすることができます)

パン、バナナ、コーヒー、ポテトサラダに牛乳というシンプルなメニュー。
学校の机に並べるだけで、特別な一日の始まりに思えました。

この「森のごはんや」家庭科室は、いずれはカフェになるそうです。
まだ準備段階の家庭科室で、とても貴重なひとときを過ごすことができました。
黒板と笑い声

チェックアウト前には黒板に思い思いの絵を描いて遊びました。
予定表を書き入れたり、落書きをしたり。
メガネをかけたばぁばちゃん風アンパンマン。
(昨晩あそんだボトルフリップの様子を描きました)

正直、ばぁばちゃんの絵はヘタすぎて、子どもたちも苦笑い。
一番子どもっぽかったのは、もしかしたら私だったかもしれません。
名残惜しいチェックアウト

朝食を終えるころには、デイキャンプのお客さんたちが次々と訪れ、校舎にまた新しい一日が始まる気配が漂います。
「もうチェックアウトの時間だね」と思うと、少し寂しい気持ちに。
子どもたちは「えー!もう帰るの?」と残念そう。

玄関を振り返りながら
「来年もまた来たいね」「次はキャンプとお泊りと両方がいいね」と話しながら、笑顔で校舎を後にしました。
帰り道では知り合いのお宅に立ち寄り、さらに旅気分を満喫。
家に帰ってからも、撮り合った写真をLINEで送り合い、旅の余韻がしばらく続いていました。
ばぁばちゃん的*ちょこっと旅メモ

・飲み物は多めに持参すると安心です(自販機はありません)。
・子どもが喜ぶランタンや小物を持参すると、夜がさらに楽しくなります。
(写真に写っているのは備え付けのランタンですが、点くものと点かないものが半々でした。)
まとめ:あたごフィールズはこんな人におすすめ
・家族旅行で思い出を作りたい方
・廃校リノベのユニークな宿に泊まりたい方
・自然の中でリフレッシュしたい方
三世代旅を振り返って

川原での水遊び、黒板に描いた落書き、校庭の散歩、朝のバードウォッチング……。

どの瞬間にも、世代を超えた笑顔がありました。
廃校を舞台に過ごす時間は、ただの旅行以上に“家族の絆”を深めてくれるもの。
「また来たいね」という言葉が、この旅の一番の思い出になりました。
今日の縁側便り

子どもたちの笑い声にまじって、ばぁばちゃんの笑い声も響いた一泊二日。
大人になっても、遊び心や冒険心は消えないものですね。
あたごフィールズは、思い出を重ねていける特別な場所。
次は、紅葉に包まれた校舎や、サクラに囲まれた校庭を訪ねてみたいと思います。
いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。
心の中のお店を、ばぁばちゃんはいつも、そっと開けています。
それではまた――お茶をいれて、お待ちしております。

おかえりなさい。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」より
私は今、好きな事を仕事にする生き方を、未来型*夢の降る道で学んでいます。
大人のための寺子屋みたいなイメージです。
この場所では、山籠もり仙人と呼ばれる、おもしろくて個性豊かな竹川さんと、
私の暗く閉ざされた心を、少しづつ丁寧にほぐしてくださった千聖さんに出会う事ができます。
あなたもコッソリのぞいてみませんか?
