ミニランドリーガーランドをつくりたい

縁側で思い出す、小さな時間
そよそよと吹く夏の風に、ふと小さな夢がよみがえりました。
あの頃、布をチョキチョキ切って作った小さなガーランドのことです。
今日はそのお話を少し書いてみます。
ふんわり、気持ちを休める時間になればいいな。
あの頃のカントリー雑貨時間
30代前半、私は主人と子どもたちと
カナディアン住宅に住んでいました。
当時の暮らしは、こちらの記事で綴っています。
お金の心配はほとんどなく、
子どもたちが学校に行っている間だけ
カントリー雑貨の内職をしていたんです。
主人は仕事一筋で、家にいる時間は少なめ。
その静かな時間に、チョキチョキ布を切ったり、
チクチク針を動かしたりして
小さなオーナメントやガーランドを作り、家に飾って楽しんでいました。
お金のためではなく、
気持ちを落ち着けたいとか、ちょっぴり寂しさを埋めたいとか。
特に思い出深いのは、洗濯物を吊るしたような布製オーナメントです。
シャラシャラと風に揺れる小さなシャツやタオルを見ると、
心がほっとして、思わず笑みがこぼれました。
今の私なら、こんなふうに

あれから年月が過ぎ、今は実家暮らしです。
築50年の昭和家屋に合うガーランドを考えると、
昔のカナディアン住宅の頃とは、また違ったワクワクがあります。
木綿の白いシャツやタオル、
チェックのパンツや靴下──
昔作ったものを思い出しながら、
今の暮らしにそっと馴染む布小物を作りたいなと思っています。
懐かしいけれど、新しい感じにできたらうれしいです。
縁側の風景を思い浮かべながら、ほんわか気持ちも軽くなります。
昭和家屋に似合う布ってどんなの?
昭和の家には、素朴で温かみのある布が似合います。
- 生成りやアイボリーの木綿・リネン
- 昔の台所布巾みたいな、細かいギンガムチェックやストライプ
- 紐は麻や綿で、柱や鴨居にもなじむもの
- 小さな木製洗濯バサミでパチンと留めると、懐かしい感じが出ます
少しずつ工夫して、
あの頃の私と今の私が重なるような
ほっこりするガーランドを作れたらうれしいです。
そっと、あなたの心の片隅に置いてもらえたらいいな──。
まだ妄想中だけど

今はまだ針も布も手に取っていません。
でも頭の中では、小さな洗濯物たちがフワフワ風に揺れています。
この「ばぁばちゃんのちいさな洗濯日和」
ミニランドリーガーランドが形になったら、
ここでお披露目したいと思っています。
そして、「未来型*夢の降る道」で学んでいるおかげで、
こうして妄想を記事に落とし込む力が自然とつきました。
ただの空想で終わらず、実際に作品を作る未来につながるのが、なんだかうれしいです。
楽しみにしていてくださいね。
って、楽しみに思ってくれる方あらわれるかなぁ(汗)。
ワクワク、ドキドキしながら想像しています。
そっと胸の中で、風に揺れる布たちを思い浮かべながら。
今日の縁側便り

洗濯物を取り込もうと軒先に出ると、
ツクツクボウシの声が聞こえました。
「ツクツクボーシ!ジー」
──夏の終わりを告げる、小さな合図です。
耳をすませながら、
『もうすぐ秋かしら』
『涼しくなってほしいなぁ』って心の中でそっと思いました。
季節が変わるように、
私のガーランド構想も少しずつ形になっていきます。
風に揺れる小さな洗濯物を思い浮かべながら、
ふわふわっと心が温かくなる時間になったらいいな──。
いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。
心の中のお店を、ばぁばちゃんはいつも、そっと開けています。
それではまた――お茶をいれて、お待ちしております。
私は今、好きな事を仕事にする生き方を、未来型*夢の降る道で学んでいます。
大人のための寺子屋みたいなイメージです。
この場所では、山籠もり仙人と呼ばれる、おもしろくて個性豊かな竹川さんと、
私の暗く閉ざされた心を、少しづつ丁寧にほぐしてくださった千聖さんに出会う事ができます。
あなたもコッソリのぞいてみませんか?
