一か月ほど前、行きつけの美容院で思いがけない言葉をかけられました。
「○○さんのハンドメイド作品、うちに置いてみませんか?」
最初は耳を疑いました。
嬉しい気持ちと同時に、
「私の作品なんかでいいの?」
という気持ちも湧いてきたのです。
気ままに作ってきた手仕事
私はこれまで、自分の好きな布を見つけてはバッグやポーチを作ってきました。
蝶柄の布に心を奪われたり、
コブラン織の生地に苦戦したり、
思いつくままに形を考えたり。
作りたいものを、作りたいときに作る。
そんな手仕事でした。
だから作品を並べてみると、統一感がありません。
花柄もあれば個性的な柄もある。
形も大きさもバラバラです。
この作家は何を目指しているの?
明日、美容院へ持って行こうと思い、テーブルに作品を並べてみました。
すると頭の中で、こんな声が聞こえてきました。
「この作家は何を目指しているの?」
「これは何風なの?」
自分で自分に突っ込みたくなるほどです。
最近はSNSを見ても、世界観が統一された素敵な作家さんがたくさんいます。
それに比べると私は…。
そんな気持ちになってしまいました。
それでも共通しているもの
改めてグループごとに並べてみると、それぞれ雰囲気が違います。

花柄も好き。

カラフルな柄も好き。

ナチュラルな布も好き。
結局どれも好きだから作ってしまうのです。
流行だからではなく、
売れそうだからでもなく、
その布に心が動いたから作った。
どの作品にも、その気持ちだけはちゃんと入っています。
今の私をそのまま持って行こう
まだ作風と呼べるものはないのかもしれません。
けれど、それも今の私です。
好きな布と出会い、
試行錯誤しながら作っている途中。
完成された作家ではなくてもいい。
まずは今の私に作れるものを持って行こうと思います。
美容院のお客様がどんな反応をしてくださるのか。
手に取ってくださる方がいるのか。
少し緊張していますが、それも楽しみです。
今日の縁側便り
好きなものを作るのは楽しいけれど、人に見てもらうとなると急に自信がなくなりますね。
それでも声をかけてもらえたことは、本当にありがたいこと。
明日は作品たちと一緒に美容院へ行ってきます。
さて、どんなご縁が待っているのでしょう。
お読みいただき、ありがとうございます。
