こんにちは。
先日、minneでは反応が薄かったポーチやトートバッグをメルカリに出品したところ、思いがけずすぐに売れました。
その時の記事では、
「作品が悪いのではなく、置く場所との相性もあるのかもしれない」
そんな気づきを書きました。
ところが、その続きがあったのです。
残った布で作ったトートバッグ
3つの作品を作ったあと、同じ布が少し残っていました。
このまま眠らせるにはもったいないし、せっかくだから何か作ってみよう。
そう思って、シンプルなトートバッグを作りました。
特別なデザインではありません。
普段使いできる、ごく普通のトートバッグです。
そして、それをメルカリに出品してみました。
すると、またすぐに売れてしまったのです。
私は正直驚きました。
「えっ、また?」
という気持ちでした。
布の力なのかもしれない

実はこの布には少し特別な背景があります。
藤井風さんがインドツアーで着用していたパンツと同じ柄の生地なのです。
そのことを知った時、私は嬉しくて購入しました。
独特の雰囲気があって、とても魅力的な布です。
だから売れた理由を考えると、
「私の作品だから売れた」
というより、
「布に魅力があったから売れた」
そんな気持ちになりました。
もちろん、売れたことは嬉しいです。
でも嬉しさの奥で、どこか複雑な気持ちも生まれていました。
売れると迷いが生まれる
売れたら嬉しいはずなのに、不思議なことに少し複雑な気持ちになりました。
同じ生地は今でも購入できます。
ならば、また作ればいいのでは?
そう考える自分もいます。
でもその一方で、
「売れるから作る」
という考え方に、どこか戸惑っている自分もいるのです。
私はハンドメイドが好きです。
布を眺めて、
何を作ろうか考えて、
ミシンを踏む時間が好きです。
だからこそ、
利益ばかりを追いかけているような気持ちになると、少し落ち着かなくなります。
作家として認められたい気持ち

今回の出来事で気づいたことがあります。
私は心のどこかで、
「作品そのものを評価してもらいたい」
と思っていたようです。
だから、
布の人気で売れたように感じると、
少し物足りない気持ちになるのかもしれません。
でも冷静に考えてみれば、
どんな作品も素材との出会いから生まれています。
布も作品の一部です。
魅力的な布を選んだことも、作品づくりのひとつなのかもしれません。
今日の縁側便り
売れないと落ち込み、
売れたら売れたで悩む。
なんとも人間らしいものですね。
今回の出来事は、作品づくりについて考える良いきっかけになりました。
売れることも嬉しい。
作ることも楽しい。
その両方を大切にしながら、自分らしいものづくりを続けていけたらと思います。
さて、残りの布はどうしましょうか。
ミシンの前でまた悩む時間も、案外嫌いではないのです。

