還暦を迎えた時「年金定期便」を見て本当に悲しくなりました。
「これしかもらえないのか!?」と落胆。
老後資金が少ない私にとって、年金は最後の頼みの綱でした。
間近に迫っている年金生活は不安要素だらけ…
20年以上前に離婚し、母子家庭で子育てしてきました。
カラダが動くうちはなんとか生活はできます。
けれども年金だけでは、老後資金が全然足りない。
ゆっくりのんびりした年金生活なんて、夢のまた夢・・・
お金に余裕がないと心も貧しくなりがちです。
過去の自分と決別し本当の私を探す旅へ

恥ずかしながら、私は40代の時、債務整理をしています。
正しい金銭感覚が身についていなかったため、節度を超えた浪費癖で借金が止められなかったのです。
また、お人好しの性格があだとなり、仕事を失い生活苦を味わいました。
良かれと思った行動が、結局はひとりよがり。
自分のエゴだったと痛感しました。
そんな自分がとことん嫌になり、人間不信に陥り、人との関りも避けるようになりました。
私の生まれてきた意味はなんなんだろう?
考えても考えても分からない。
人生を振り返り、これからどうやって生きて行けばいいのか・・・
このままで人生を終えるのは、あまりにも寂しく、悔いが残ります。
残りの人生に灯りが欲しい。
そんな願いを込め、ブログに綴っていこうと思います。
「逃げ癖」と「転職」繰り返した過去

私は、嫌なことがあるとすぐに逃げてしまう癖があります。
その結果、転職回数は数えきれないほどになりました。
それぞれの転職には、それなりの理由がありました。
- 上司との不仲
- セクハラ被害
- 先輩からのいじめ
- 職場への不適応
- 理不尽な扱い
- 相談できる人の不在
共通するのは、すべて人間関係のトラブルでした。
それでも人と関わりたい

人と接することは、本来好きなはずなのに…。
選んできた仕事も、飲食店や旅館・ホテルなど、接客業が中心です。
現在の認知症ケアの介護士も、おもてなしの心が基本なので、接客業の一種かもしれません。
人と関わり、喜ぶ顔を見るのが好き。
でも、転職するたびに給料は下がり、生活費の不足を借金で補う悪循環。
給料に見合った生活をすれば防げたはずですが、自業自得です。
転職先の選び方も問題でした。
わざわざ引っ越しが必要な職場を選び、過去の人間関係を断ち切ろうとしたのです。
引っ越し費用も借金で賄い、その回数は16回にも及びます。
心機一転、新しい土地で再出発を試みても、近隣トラブルに巻き込まれ、また引っ越し。
その費用も借金でした。
「これ以上の借金は良くない」と分かっていても、繰り返してしまう。
環境を変えれば何とかなると、何度もやり直しましたが、結局は長続きしませんでした。
「私は本当についてない」と、環境や人のせいにして嘆くばかり。
そんな人生でした。
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