「caféのっきぃ」で、ほっと一息
山あいの町、愛知県東栄町。
渓谷の名所「蔦の淵」で自然の迫力に心を奪われ、温泉「花まつりの湯」で身体をゆるめた帰り道――
ちょっとだけ足を延ばして、寄り道してみませんか？
新緑の道を走り抜け、ふと立ち寄ったのは、ちいさな木造校舎のカフェ。
ここは、愛知県東栄町にある「のき山学校」――
廃校になった小学校を活用した交流施設です。
その一角にあるのが、「Caféのっきぃ」。
木のぬくもりと黒板の懐かしさが迎えてくれます。
旧東部小学校を再利用した「のき山学校」の中にある、ちょっぴりユニークでとても居心地の良いカフェです。
まるでタイムスリップ。理科室がカフェに？
のき山学校の「caféのっきぃ」は、旧校舎の“理科室”を活かして作られたカフェ。
懐かしい靴箱で茶色のスリッパに履き替えた時、「参観会に来た気分だね。」と思わず笑顔になりました。
懐かしい空気に包まれて、まるで昔の学校にタイムスリップしたよう。
窓の外には、のどかな山の風景。
聞こえるのは鳥の声と風の音だけ。
自然の中で、時間がゆっくりと流れていきます。
東栄町の味を楽しむ、やさしいメニュー
私たちが案内されたのは、テラス席。「ラッキー！」
校庭が見渡せる特等席でした。
メニューはシンプル。
この日いただいたのは「学校給食セット」（1,030円）。
牛乳に混ぜて味変できるミルメーク付！
コーヒー味・イチゴ味・バナナ味など選ぶ事ができます。
給食の人気定番、カレーライスはやさしい味。
見た目よりも満足感がありました。
もうひとつのおすすめは、「TODAY’s CAKRS」（400円）。
教室の後ろの黒板から選びます。
ベイクドチーズケーキをチョイス。
ほんのりとした甘さで、和紅茶やコーヒーとの相性もぴったりでした。
小腹が空いたときのちょうどいいおやつにぴったり。
砂時計で飲み頃を合図してくれるので、焦らずのんびりが、またいいです。
この景色と、ゆったり流れる時間がとても贅沢で、日ごろの疲れをそっと癒してくれました。
観光とセットで楽しめる、おすすめ「立ち寄りスポット」
「蔦の淵」でマイナスイオンを浴びて
「花まつりの湯」で身体をほぐして
そして最後に「caféのっきぃ」でコーヒーと甘いもので、ゆっくり余韻を味わう――
そんな一日の締めくくりに、ぴったりの場所です。
若いカップルさんはもちろん、ライダーさん達の途中休憩にも◎
テラス席なら、お子さま連れも気兼ねなくたのしめますね。
広い駐車場もあり、アクセスも安心でした。
カフェだけでなく、併設の「のき山文庫」で読書を楽しんだり、館内をのんびり歩くのもおすすめです。
女性ライダーにもおすすめの寄り道スポット
東栄町周辺は、ツーリングコースとしても魅力たっぷり。
くねくねとした山道を走りながら、のんびりと自然を味わえる道ばかりです。
「のき山学校」は、バイクを停めてゆっくり休憩できる、ちょうどいい立ち寄りスポット。
カフェのスタッフさんも優しく迎えてくれて、初めてでも安心でした。
バイクの旅に、こんな“ほっとする時間”をひとつ挟むだけで、ぐっと特別な思い出になりますよ。
「caféのっきぃ」 情報
- 営業時間：平日 10:00～16:00／土日祝 9:00～16:00（L.O.15:30）
- 定休日：水・木曜日
- 住所：愛知県北設楽郡東栄町下田軒山13-7（のき山学校内）
- 駐車場：あり（乗用車・バイクOK）
- 公式サイト：https://tehohe.com/cafe/
忙しさを忘れ、深呼吸できる場所。
「caféのっきぃ」は、そんな時間をそっと届けてくれるスポットです。
「次の目的地に行く前に、ちょっと寄っていこう」
そんな軽い気持ちで訪れて、思わず長居してしまう人も多いとか。
バイク旅の途中にも、女子旅のより道にも。
懐かしい「学校カフェ」で、心やすらぐ時間をどうぞ。
東栄町の旅に、小さな“より道”を。
あなたの旅が、もっとやさしく豊かなものになりますように。
今日の縁側便り
東栄の山々は、やわらかな緑が芽吹いていました。
のき山学校の木陰では、ツバメたちが元気に飛び交い、春の空気がほんのり甘く香っていましたよ。
立ちより温泉の帰り道、窓を少し開けて、風を感じながらのドライブ。
のどかな風景と、おいしいカフェ時間を心に残して、「また季節を変えて訪れたいな」と思いました。
心がちょっと疲れたときは、こんな場所がそっと寄り添ってくれますね。
ここは、いつでもふらりと立ち寄れる場所。
あなたと静かな時間を過ごしたくて、ブログの中に「実家のような、いつでも帰ってこられる場所」を作りました。
まるで、ふと実家に帰ってきたような気持ちになってもらえたら嬉しいです
これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
どうぞ、これからも気軽に遊びに来てくださいね。
また、縁側でお茶を淹れてお待ちしています。
読んでいただき、ありがとうございます。
おかえりなさい。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」より
