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64歳、まだ新幹線に一人で乗れません「心の叫びシリーズ①」

ばぁばちゃんの暮らし

車なら200キロもへっちゃらなのに……

新幹線と債務整理の記憶

最後に新幹線に乗ったのは、もう20年以上も前のことです。

行き先は、東京・四谷の法律事務所。

債務整理の相談に行くためでした。

わらをもつかむような気持ちで、どうにか生活を立て直したくて。

汗でぐっしょり濡れた手に切符を握りしめ、

ヨレヨレになってしまった紙片を見ながら必死でした。

駅員さんに尋ねる自分の姿が、あの頃は情けなくて。

そんな思いが強すぎたのかもしれません。

私にとって「新幹線が怖い」という気持ちの原点は、このときの経験にあるのだと思います。

車なら大丈夫なのに

あれから年月は流れ、私は64歳。

いまも車の運転は大好きで、ちょっとしたドライブならお手のもの。

200キロくらいなら「ちょっとそこまで行ってきます」という感覚でハンドルを握れます。

でも――やっぱり新幹線が怖い。

横浜まで車なら5~6時間、新幹線なら2~3時間。

頭では分かっているのに、心は「切符の買い方」からしてビビってしまうのです。

「スマホで買えるよ」なんて聞くと、逆にドキドキしてしまって。

便利さがプレッシャーに感じるなんて、ちょっと可笑しいですよね。

行きたい場所があるのに新幹線が怖い

実は、どうしても行きたい場所があります。

私が学んでいる大人の習い事「未来型*夢の降る道」

普段はZOOMで交流しているのですが、来月は横浜でリアルセミナーがあるのです。

会場はラーメン博物館
主催の山籠もり仙人・竹川さんに直接お会いできる貴重なチャンス。

シフト調整も済ませ、準備は整いました。

あとは――新幹線が怖い私の心ひとつ

なのに、エンジンがかからない。

「ディーゼル車か、私!?」と、自分で突っ込みたくなるのです。

美容院での会話

先日、美容院でこの話をしたら、スタッフさんが目を丸くしました。

「えー!意外!そんな風に見えないのに」
「新幹線の方がずっと楽だよ。車の方が心配じゃん」

そう、人から見ればその通りなんですよね。

でも私にとっては、やっぱり新幹線が怖い。

未知のジェットコースターみたいに感じるのです。

一方で、車は「マイルーム」みたいな安心感がある。

そう考えると、なんだか自分でも可笑しくなってきます。

新幹線が怖い私の心の叫び

聞けばすぐ分かることなのに、聞けない。
勇気を出せば乗れるのに、その勇気が出ない。

「新幹線恐怖症」なんて病名はあるのかな?と検索までしてみました。
(……ありませんでした)

たぶん、私なりの小さなパニックなのかもしれません。
でも――これが今の私。

行きたい場所があるのに、一歩がなかなか踏み出せない。

新幹線が怖い私も、それもまた私。


そんな自分に「はぁ」とため息をつきながら、ちょっと笑ってしまいます。

今日の縁側便り

小さな一歩ほど、大きな勇気がいるものです。

「どうしても新幹線が怖い」なんて、私だけの弱さに思えるけれど――

もしかしたら、

読んでくださっているあなたにも、同じように踏み出せない一歩があるのではないでしょうか。

一人で新幹線に乗れない私がここにいる。
「そんな自分でもいいんだ」と思っていただけたら嬉しいです。

人は案外、“できないままの自分”を抱えていても、生きていけるものですから。

さて――次回はどうなるでしょう。
「新幹線に挑戦しました!」と報告できるのか、それとも「まだ乗れてません」で終わるのか。

そのときはぜひ、一緒に笑ってくださいね。

いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。

心の中のお店を、ばぁばちゃんはいつも、そっと開けています。

それではまた――お茶をいれて、お待ちしております。

おかえりなさい。

私が何か新しい事を始めてみたいともがいていた頃、千聖の隠れ家メルマガに出会った事がきっかけで、大きな勇気をもらい、温かい言葉に救われました。よかったら、あなたも一度訪ねてみられたらいいと思います。

「ばぁばちゃんの台所カフェ」より

私は今、好きな事を仕事にする生き方を、未来型*夢の降る道で学んでいます。

大人のための寺子屋みたいなイメージです。

この場所では、山籠もり仙人と呼ばれる、おもしろくて個性豊かな竹川さんと、

私の暗く閉ざされた心を、少しづつ丁寧にほぐしてくださった千聖さんに出会う事ができます。

あなたもコッソリのぞいてみませんか?

未来型*夢の降る道 好きな事を仕事にする生き方 ~*60代からの習い事*~
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