前回の記事では、CT検査をした日のこと、
そして息子の言葉に気づかされた思いを書きました。
あれから数日──いよいよ結果を聞きに行く日がやってきました。
胸の奥が少しざわつく朝でした。
息子の言葉を思い出した朝
ふと、あの夜の息子の言葉を思い出しました。
「電子タバコはまだ未知の分野で、詳しいことが分かっていないからやめた方がいいぞ」
──あの真剣な声が、胸の奥に静かに響いていました。
「大丈夫、きっと平気だよ」
あの言葉を信じて、私は小さく息をつき、病院へ向かいました。
静かな安堵と、新しい決意
先生の穏やかな笑顔。
「私の取り越し苦労でよかった!大丈夫ですよ」と言われた瞬間、
体の力がふっと抜けて、目の奥が少し熱くなりました。
左の腎臓に結石が見つかりましたが、水分を多めに摂るようにとの事。
特に治療の必要はなくホッとしました。
この一週間、何をしていても心がざわついて。
「よかった…」という言葉が、自然に口からこぼれました。

空が少し澄んで見えたのは、気のせいではなかったと思います。
息子があの夜に言ってくれた言葉。
あれがなかったら、私はまだどこかで自分をごまかしていたかもしれません。
健康は、誰かの優しさに気づいたときから
守りたいものに変わるのですね。
生活を少し見直してみようと思ったこと

最近は夜更かしが増えて、台所の明かりをつけたままパソコンを開くことも多くなっていました。
体が頑張ってくれているのに、どこかで“まだ大丈夫”と甘えていた気がします。
今夜は、久しぶりに土瓶でほうじ茶を淹れました。
湯気の向こうに見えたのは、ゆっくりと流れる時間と、
「ちゃんと生きよう」という静かな覚悟でした。
息子の優しさも、健康でいるからこそ受け取れる贈りものですね。

今日の縁側便り
検査の結果、無事に「大丈夫」と言っていただけ本当に安心しました。
心配してくれる人がいること、気づかせてくれる言葉があること。
それだけで、人生の景色が少し明るくなるように思います。
記事にコメントはありませんでしたが、
この静かな空の向こうで「よかったね」と
そっとつぶやいてくれた誰かがいるような気がします。
ブログを書くって、時々ひとりごとのようだけど、
こうして言葉を綴ることで、自分の中の不安や感謝を
少しずつ形にできるんですね。
これからも、そんな小さな灯りをともすように
日々の暮らしを綴っていこうと思います。
今日も、あなたのそばにやさしい言葉がありますように。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
どうかあなたもあたたかいお茶で心をほぐしてくださいね。
ばぁばちゃんは、今夜も縁側でお茶を淹れてお待ちしています。
今、学んでいること
以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、
空飛ぶ引きこもり小説家である、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。
何度かメールでやり取りをする中で、
千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。
この出会いに大きな勇気をもらい、最近リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。
今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。
まるで大人のための寺子屋みたいな場所。
ここで「山ごもり仙人」と呼ばれる竹川さんや、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。
よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。



