「お茶を淹れましたよ。」
縁側に座って、「ばぁばちゃんの台所カフェ」でのんびりしませんか？
昨日は、「コンロも私もおやすみです」って決めた日でした。
おにぎりとお味噌汁だけの、静かな食卓。
それでも、心はほんの少し軽くなって。
「こんなんでいいの」って、自分に言ってあげた夕食でした。
そして今日は、
ご近所さんからいただいたグリンピースを眺めながら、少しだけ、お台所に立ってみました。
つやつやの豆を茹でていると、
ふわっと立ちのぼる香りが、なんだか懐かしくて。
子どものころ、おばあちゃんが炊いてくれたグリンピースご飯を思い出しました。
「よし、今日はこれにしよう。」
季節を感じるご飯って、手をかけすぎなくても、心を満たしてくれるんですね。
【旬の台所】春の豆の香りと一緒に
◎無洗米と雑穀米でつくる春のグリンピースご飯（2合分）
〈材料〉
・無洗米 2合
・雑穀米 1袋
・茹でたグリンピース 100gほど
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1弱
・粉末顆粒だし（昆布だし）1袋
・水 2合分の水加減
〈作り方〉
私は圧力鍋使用。
炊飯器でも炊き方は同じです。
① 米・雑穀米・酒・塩・昆布だし・水を鍋に入れ普通に炊きます。
② 炊き上がったら、茹でたグリンピースをそっと混ぜます。
（豆の色をきれいに残すために、別茹でがポイント）
③ 軽く蒸らして、できあがり。
グリンピースの、ほんのりした甘みと、春らしい色合い。
ちょっと気持ちが沈みがちな季節でも、こんなご飯があると、ふわっと元気になれそうです。
◎グリンピースの茹で方 100g
〈材料〉
・グリンピース 100g
・塩 小さじ1/2
・湯 2カップ
①グリンピースに塩 小さじ1/2をまぶす。
②鍋に湯2カップを沸かして、グリンピースを入れ、2分ほどゆで、火を止めそのまま粗熱をとる。
≪冷蔵保存≫ゆで汁ごと密閉容器にいれて冷蔵庫へ。（保存期間：2.3日）
≪冷凍保存≫ゆで汁を切り、水気をふき取って冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
今日の縁側便り
昨日はがんばらなかったから、今日はちょっとだけ、がんばれた。
それも、きっとちょうどいい。
台所って、無理して立つ場所じゃなくて、「私の心と相談しながら向き合う場所なんだなぁ」と思いました。
「明日も、ぼちぼちで。」
そう思いながら、今日もいただきます。
ここは、いつでもふらりと立ち寄れる場所。
あなたと静かな時間を過ごしたくて、ブログの中に「実家のような、いつでも帰ってこられる場所」を作りました。
これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
どうぞ、気軽に遊びに来てくださいな。
ではまた、お茶を淹れてお待ちしています。
読んでいただき、ありがとうございます。
おかえりなさい。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」より
