PR

えっ!? ブレーキが効かない!?──錯覚に心が追いつかない暑い日の出来事

真夏の強い日差しが照りつける青空と、白くまぶしい入道雲が広がる風景。照り返しが強く、地面の暑さまで感じられるような夏の日。 ばぁばちゃんの暮らし

今日はちょっと驚いたことがありました。

暑さのせいもあるのかしら。

64歳の私には、こういう日は体も心もこたえます……。

駐車場で突然の“異変”

いつもと同じ、のんびり買い物に出かけただけだったんです。

ところが、ドラッグストアの駐車場でちょっとした“錯覚”にふりまわされてしまいました。

さぁ駐車しようとバックを始めたときのことです。

駐車場で突然の“異変”

駐車中に隣の車が動き出し、錯覚を起こしたサイドミラー越しの駐車今日の風景

後ろをしっかり確認して、ゆっくりとハンドルを切っていたら──ふいに、隣に停まっていた車が前に動き出したんです。

その瞬間、まるで私の車が「びゅん!」と後ろに加速しているような感覚に!

「うわっ!ブレーキ効いてない!?」って、慌ててサイドブレーキをグッと踏み込んでしまいました。

でもね、動いていたのは私の車じゃなくて、隣の車だったんです。

もう、心臓がバクバク。

全身に変な汗がにじんで、しばらくドキドキが止まりませんでした。

頭が混乱して、手が震えて

車を停めて、エンジンを切っても、なんだか現実感がなくて。

頭の中がふわふわして、「今、何が起こったの……?」って、心がついていかない感じ。

動揺って、こういう時に使う言葉なのかもしれませんね。

あの時の感覚、うまく言えないけれど、まるで自分がブレーキを失ったような──そんな怖さがありました。

脳が錯覚を起こすということ

駐車中に隣の車が動き出し、錯覚を起こしたバックミラー越しの風景

あとでちょっと調べてみたら、あれは「錯覚」なんだそうです。

「自分は動いていないのに、周りのものが動くと、自分が動いているように感じる」現象。

電車に乗っている時も、隣の車両が動き出すと「あれ?うちの車両が動いた?」って錯覚しますよね。

まさにあれと同じ。

脳が目から入る情報にだまされるんだそうです。

人間の体って、不思議ですねぇ。

60代も半ばにさしかかった今、思わぬところで「脳の反応のゆらぎ」に出会いました。

ちょっと堪えた暑さの日に

真夏の強い日差しが照りつける青空と、白くまぶしい入道雲が広がる風景。照り返しが強く、地面の暑さまで感じられるような夏の日。

それにしても今日は暑かった!

湿気と熱気でからだがすでにだるかったところに、あんな出来事が起こったから……。

64歳の私のカラダには、なかなかハードな一日でした。

ほんの少しのことで、自律神経がぐらっと揺れる──

そんな年齢にさしかかっているんだなぁと、あらためて感じました。

立ち止まって深呼吸

あのあと、ハンドルに手を置いたまま、しばらく深呼吸。

「私は大丈夫、大丈夫」と心の中でつぶやいて、落ち着くのを待ちました。

昔だったら「なんてことない」で済んだかもしれないことが、今ではひとつの事件のように感じる──

でも、それも今の私なんだなって思えました。

今日の縁側便り

冷たい麦茶がしみわたる夏の日のひととき

駐車場で焦ったあの一瞬の話を、61歳の妹に話したら、「わたしもあるある」と言って共感してくれました。

こうして同じ世代の身近な人と話せると、変化や戸惑いも少し楽になる気がします。

「無理はできないお年頃、それもまた私の今の姿」と、心と体の変化にそっと目を向けるきっかけにもなりました。

冷蔵庫でキンと冷やしておいた麦茶を、ごくんと一口。

そのおいしさが、いつもより心にしみた、そんな一日でした。

いつも、お話を聞いてくださりありがとうございます。

これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。

どうぞ、お気軽に遊びに来てくださいね。

ではまた、お茶を淹れてお待ちしています。

おかえりなさい。

私が勇気をもらった千聖の隠れ家メルマガあなたも、こっそりのぞいてみませんか?よかったら、訪ねてみてくださいね。

「ばぁばちゃんの台所カフェ」より

タイトルとURLをコピーしました