夏は気にならないのに、
寒くなると、肌がチクチクしてかゆくなるといった肌に
悩まされることも多いのではないでしょうか?
スキンケアの基本は「保湿」ですが、
しっかり保湿したつもりでも、お肌が乾燥し
スキンケアだけでは効果が見込めない場合があります。
今回は、そんな私たちの肌を優しくいたわる
スキンケア以外でおこなうことについてお話しします。
身体をしっかり温める入浴法

身体が冷えると、血行が悪くなってしまいます。
血行不良を防ぐには、シャワーではなく湯船にしっかりつかり身体を温めます。
湯船に10分つかると体温が1度上がり、免疫力が向上するそうです。
熱いお風呂が好きな方も多いと思いますが、お湯の温度が高すぎると肌の大切な潤いが奪われてしまいます。
38〜40度くらいのぬるめのお湯にゆったりと浸かるのが理想です。
長湯も避けて、10〜15分ほどを目安にするといいですね。
入浴剤の選び方と効果

せっかくお風呂に入るなら、お肌に優しい入浴剤を選びたいですね。
入浴剤にはさまざまな種類があり、それぞれ効果が異なります。
目的に合わせて選ぶことで、より快適なバスタイムを楽しめます。
1. 保湿タイプ(乾燥対策)
選び方:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、オイル成分(ホホバオイル、シアバターなど)配合のもの
効果:肌の水分を守り、入浴後の乾燥を防ぐ
2. 温浴タイプ(冷え性対策)
選び方:炭酸ガス、ショウガエキス、トウガラシエキス、ミネラル豊富な温泉成分(硫酸ナトリウムなど)配合のもの
効果:血行を促進し、体を芯から温める
3. リラックスタイプ(疲労回復・ストレス解消)
選び方:アロマ成分(ラベンダー、カモミール、柑橘系)、炭酸ガス入りのもの
効果:心を落ち着かせ、リラックス効果を高める
4. 肩こり・筋肉痛対策
選び方:炭酸ガス、硫酸マグネシウム(エプソムソルト)、温泉成分(硫酸ナトリウム・塩化ナトリウム)入りのもの
効果:血行を良くし、筋肉のこりをほぐす
5. デトックスタイプ(発汗作用)
選び方:ゲルマニウム、トウガラシエキス、塩(海塩・岩塩)配合のもの
効果:汗をかきやすくし、老廃物の排出を促す
6. 敏感肌向け(肌に優しい)
選び方:無香料・無着色、低刺激成分(米ぬかエキス、温泉水、アミノ酸など)入りのもの
効果:肌に負担をかけず、優しくうるおいを守る
自分の肌や体調に合った入浴剤を選んで、冬のバスタイムを快適に過ごしましょう!
入浴後のスキンケア

お風呂上がりは、できるだけ早く保湿ケアをすることが大切です。
タオルでこすらず、軽く押さえるように水分を拭き取ったら、すぐに保湿クリームや乳液を塗りましょう。
セラミドボディクリームが今とても人気!話題になっています。
私も愛用していますが、とても調子が良いですよ。

お部屋の乾燥対策
冬は特に空気が乾燥しますよね。
エアコンの風が直接当たると、肌が乾燥しやすくなります。
肌の保湿をしても、お部屋の湿度が低いとそれだけで肌の水分が奪われてしまいます。
肌を直接保湿するだけではなく、お風呂上がりに加湿器を使うのも良いです。
室内の湿度を50〜60%くらいに保つようにします。
加湿器を使用しなくても、洗濯物を室内に干しても、お部屋の乾燥対策ができます。
天然素材の衣類を身につける

ナイロンやポリエステルなどの化学繊維の多くは
吸湿性が低く、速乾性が高いため、汗が皮膚に残り、皮膚を刺激します。
汗には炎症を起こす物質が含まれるため、汗がたまりやすく、熱気や湿気がこもってしまいます。
そのため、首周りや脇の下、腹回り、肘の内側にかゆみが発生してしまいます。
摩擦が起こると、角質層は傷つき、皮膚の乾燥が悪化します。
また、化学繊維の素材を使用した衣服は、乾燥した冬では静電気が起きやすく、静電気の刺激で、かゆみなどのトラブルが引き起こされます。
コットンやシルクなど、天然素材の衣服は肌触りもよく、肌への刺激になる摩擦が少ない上に、吸湿性も高く、肌が蒸れにくい素材の天然素材がおすすめです。
かゆみを和らげるための生活習慣

お肌の潤いは、外からのケアだけでなく、内側からのケアも大切です。
魚やナッツ類に含まれる良質な油や、野菜たっぷりの食事を心がけると良いです。
食事と水分補給の重要性
冬は、喉の渇きを感じにくい季節です。
意識的に水分補給をおこない、身体の内側から乾燥を防ぎましょう。
食事からも水分補給が可能なため、不足している分の水分は飲み物で取りましょう。
一度に飲むのではなく、こまめな水分補給で身体の潤いが保てます。
睡眠不足とストレス
夜更かしが続くと、肌の調子が悪くなりませんか?
睡眠は肌の修復時間。
しっかり休むことが、健康な肌を保つ秘訣です。
また、ストレスは肌にも影響します。
趣味の時間を持ったり、軽い運動を取り入れたりして、無理せず気持ちをリフレッシュしましょう。
まとめ
- 身体をしっかり温める入浴法
- お部屋の乾燥対策
- 衣類の素材選び
- 意識的な水分補給と生活習慣
冬の肌の保湿のために、スキンケア以外も意識してみてくださいね。
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