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肺の影と心の影──サボった日、青空を見上げて

サボった日、空がやけにまぶしかった。 健康

今日は、空を見上げるために少しだけ休みました。

定期健診で「肺に影があります」と言われ、心がざわついた日。

64歳の私が、青空の下でそっと自分と向き合ったお話です。

行く気がしなかった朝

リビングで、心を落ち着けるひととき
結果を待つ時間って、こんなにも長いんですね。

今朝、会社をサボりました。
どうしても行く気がしなかったんです。

2日前の定期健診で「肺に影があります」と言われてから、
心の中がずっとザワザワしていて、何をしても落ち着きません。

先生に言われるままにCT検査を受けてきました。

結果が出るのは一週間後。

その“待つ時間”というのは、本当に重たいものですね。

何をしていても、頭の片隅で不安が小さく鳴り続けているようで、
どうにも気持ちが沈んでしまいました。

父と親友の影

4年前、父は肺がんで亡くなりました。
そして今、たった一人の親友が肺気腫で気管切開をし、入院しています。

その友人からはずっと
「くれぐれも身体だけは気をつけてね」と言われていました。

それなのに私は、
「分かっているのに分かっていない」まま。

友人の心配をよそに
電子タバコを吸い続けています。

何度もやめようと思ったけれど、
長年の習慣はそう簡単に断ち切れません。

「罰が当たったのかな」なんて、
ついそんなふうに思ってしまいます。

父が迎えに来るんじゃないか──

まだ結果も出ていないのに、
心は勝手に悪い方へばかり転がっていきました。

立ち止まる勇気

窓の外の光と静かな時間
あの人たちの言葉が、いま胸の奥で響いています。

でも、今日は「サボった」んじゃなくて、
心が「ちょっと休もう」と言ってくれたんだと思うことにしました。

あたたかいお茶を入れて、
窓の外の空を眺めながら深呼吸をしてみました。

その青空の向こうに、
父の笑顔と親友の優しい声が浮かんできた気がします。

「まだこっちに来るなよ。
 これからやること、いっぱいあるだろう?」

そんな声が聞こえたような気がして。
涙がじわじわでてきました。

今日の縁側便り

金色がかったやわらかい光に「希望」や「命の灯」を感じて

私はまだ生きたい。

64歳、子どもも孫もいて、
もっともっと大切な時間を重ねていきたい。

最近、ミンネで自分の作品を販売するようになって、
ようやく「これが私のやりたかったことかもしれない」と思えるようになりました。

まだやりたいことが、たくさんある。

小さな作品たちが、誰かの手に渡って喜んでもらえる──
それが今、私の生きる力になっています。

だからこそ、今回の“肺の影”は
きっと「これからの生き方を見直すサイン」なんだと受け止めます。

命を、時間を、もっと大事にしていこう。

そう思えた今日という日は、
私にとって、
新しい一歩のはじまりになりました。

今日も、お話を聞いてくださってありがとうございます。

ばぁばちゃんは今日も心の中のお店をそっと開けて、縁側でお茶を淹れてお待ちしています。

今、学んでいること

以前、心にモヤモヤを抱えていた頃に、

空飛ぶ引きこもり小説家である、千聖さんの隠れ家カフェと出会いました。

何度かメールでやり取りをする中で、

千聖さんのあたたかい言葉に、どれだけ救われたことか…。

この出会いに大きな勇気をもらい、最近リアルでもお会いすることができ、大切な思い出が一つ一つ増えています。

今は「好きなことを仕事にする生き方」を未来型*夢の降る道で学んでいます。

まるで大人のための寺子屋みたいな場所。

ここで「山ごもり仙人」と呼ばれる竹川さんや、
私の心をやさしくほぐしてくれた千聖さんに出会うことができました。

よかったら、あなたもこっそり覗いてみてくださいね。

未来型*夢の降る道 好きな事を仕事にする生き方の紹介画像
心の灯りをともしてくれる学びの場所『未来型*夢の降る道』。ここで、新しい一歩を学んでいます。
ガーランドを中心に、北欧生地を使った小物を販売しています。ひとつひとつ丁寧に、手づくりのあたたかさをお届けできたら嬉しいです。

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