おはようございます。
今にも降り出しそうな空模様・・・少し肌寒く感じます。
「お茶をいれましたよ。」
いつもの縁側でお茶を飲んでいるように、リラックスして読んでいただけたら嬉しいです。

膝のMRI検査で分かったこと
昨日、少し前から気になっていた膝のMRI検査を受けてきました。

半月板が少し傷んでいて、それから膝の裏に『ベーカー嚢腫(のうしゅ)』という、液体の袋のようなものができています。
痛みの原因が分かり、少しホッとしたのですが、『ベーカー嚢腫(のうしゅ)』ってなんだろう。
初めて聞いた言葉でした。
今日は、その結果について、ゆっくりとお話ししたいと思います。
膝のクッション「半月板」のお話

「半月板」は、膝の中にあるふかふかのクッションみたいなもの。
例えるなら、お餅!?
太ももの骨とすねの骨の間で、体重を支えてくれる役割をしています。
長年、私と一緒に頑張ってきてくれた膝。
年を重ねる中で、気がつかないうちに少しずつ疲れがたまって、膝に負担をかけていたんですよね。
「膝が痛いな」
「膝を曲げたり伸ばしたりするのがつらい」
最近そんな感じがすることがあったので、「やっぱりな」と思いました。
膝の裏にできる「ベーカーさんの袋」って?

画像お借りしています
「ベーカー嚢腫」という、聞き慣れない言葉。
これは、膝の裏にできる、小さな水たまりのようなものなんだそうです。
ベーカーさんというお医者さんの名前がついた、ちょっと珍しい名前の袋です。
膝の中には、関節を滑らかにするための液体(関節液)があります。
半月板が少し傷ついたりすると、この関節液がいつもより多く出てきてしまうことがあるそうです。
そして、その増えた液体が、膝の裏側の柔らかい部分に溜まって、ポコッとした袋のようになります。
ベーカー嚢腫ができると、膝の裏が少し腫れたり、押すと柔らかい感じがしたり、時には突っ張るような、動きにくい感じがすることもあるそうです。
私も、言われてみれば、膝の裏が少し張るような気がしていました。
MRI検査ってすごいですね

初めてMRI検査を受けました。
大きな機械の中に入って、少しドキドキしましたが、痛いことは何もないんですね。
このMRI検査のおかげで、膝の中の様子が詳しく分かり、お医者さんも、この画像を見て、半月板の状態やベーカー嚢腫の様子を教えてくださいました。
治療について

治療の方法は、人それぞれだそうです。
私の場合は、まず、膝に溜まっている水を注射器で抜いてもらいました。
「黄色い透明な液体(関節液)がこんなにたくさん?」
少し驚きましたが、ちょっとスッキリしたような感覚・・・
それから、膝の動きを滑らかにする「ヒアルロン酸」というお薬を注射してもらいました。
お医者さんからは、しばらくはこの治療で様子を見ることになると説明がありました。
もし、これらの治療でなかなか良くならない場合は、小さな手術で治療する方法もあるそうですが、まずは、2週間様子をみることになりました。
お医者さんの指示で、2週間ほど様子を見ながら、湿布薬も使うことになりました。
膝にかかる負担は体重とシーソーのような関係

私たちの膝には、一体どれくらいの負担がかかっているのでしょうか?
- 平らな場所に立っているだけ:体重が50kgの人なら、片方の膝で約50kgの重さを支えている。
- 歩いているとき: 片足に体重の2〜3倍の負担がかかる。体重50kgの人なら、歩くたびに片方の膝に100kg〜150kgもの力が加わる。
- 階段を上り下りするとき: 体重の3〜7倍もの負担がかかるとも言われている。体重50kgの人なら片方の膝に150kg〜350kgもの力がかかる計算になる。
- しゃがむとき: しゃがむ動作は、膝に最も大きな負担がかかる動作の一つで、体重の約7〜8倍もの力が加わる。
こんなに、私たちの膝は、想像以上に大きな負担に耐えているんですね。
日常生活で気をつけたいこと
特に、体重が増えたり、激しい運動をしたりすると、さらに負担が増してしまいます。
お医者さんからは、日常生活で膝に負担をかけないように、いくつか教えていただきました。
- 食べ過ぎに注意し、軽い運動を心がけましょう(適正な体重を維持する)
- 階段の上り下りは、手すりをしっかり持つこと(一段一段、ゆっくりと)
- 無理な運動は避ける
- 長時間同じ体勢でいないように、時々足を伸ばしたり、軽く歩いたりする
これらのことを心がけるだけでも、膝への負担が減るそうです。
今日の縁側便り

今回の検査で、膝の状態が分かったので、少し安心しました。
これから、お医者さんと一緒に、焦らずゆっくりと治療に取り組んでいきたいと思います。
もし、最近、膝の調子が気になるという方がいらっしゃいましたら、我慢せずに、早めに専門のお医者さんに相談してみてくださいね。
私たちの大切な足、これからも労わりながら、元気に過ごしていきましょう。
また、お茶でも飲みながらお話し聞いてくださいね。
ここは、いつでもふらりと立ち寄れる場所。
あなたと静かな時間を過ごしたくて、ブログの中に「実家のような、いつでも帰ってこられる場所」を作りました。
これからも、季節の移り変わりや、日々の出来事、そして心温まるレシピなどを、ゆっくりと綴っていきたいと思っています。
どうぞ、お気軽に遊びに来てくださいな。
ではまた、お茶を淹れてお待ちしています。
読んでいただき、ありがとうございます。

おかえりなさい。
「ばぁばちゃんの台所カフェ」より