家族のはなし

家族のはなし

静かに見守るということを大切にしたいのに…三世代の間で揺れる心

うつ病や発達障害を抱える娘と、その子どもたち。そっと見守る祖母として、母として。壊れやすい心に寄り添いながら選んだ“静かな愛”の形を綴ります。
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私の頭の中のお母さん、さようなら。もう『見本』を演じるのはやめます

「ちゃんとしていなさい」という名の呪縛母が旅立ったわけではない。けれど、心の中で長年住み着いていた「頭の中の母」に、そっと別れを告げようと思うのです。私の中にいた母は、いつも毅然として、何が正しいかを知っていて、そして、どこか恐ろしい存在で...
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フリースクールに通う孫が今も描き続ける理由|幼稚園時代の絵本から見えた心

ばぁばちゃんと孫の物語孫が、幼稚園の頃に描いた絵本。「おはなのプリンセス」が、引き出しの奥にそっとしまってあります。たまにページをめくると、幼かった彼女の純粋な心や優しさがにじみ出ていて、胸がじんわりと温かくなります。今、彼女は高校1年生。...
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うつ病の娘へ、そしてあなたへ-「大丈夫だよ」と心で寄り添う

もしかしたら、今この文章を読んでいるあなたは、私と同じように、うつ病を抱えるお子さんのことで深く悩んでいるかもしれません。返信のないメッセージ。消えない希死念慮の言葉。胸が締め付けられる日々を送っているのではないでしょうか。あるいは、今、あ...
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亡き父と愛鳥「空」との不思議な絆|「空」の体を借りて別れを告げた父

ここは、「ばぁばちゃんの台所カフェ」。本当のお店ではないけれど、心の中にある 「実家のような、いつでも帰ってこられる場所」 をブログの中に作ってみました。子どもや孫たちが、いつでもふらりと立ち寄れる場所。懐かしい味、優しい言葉、そしてゆった...
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アルバム整理|7本の指で作ってくれた父の真ん丸おにぎりの秘密

潮の香りと、父が焼いてくれた魚の匂い。幼い私は、父の大きな背中にくっつき、大きな三角おにぎりをほおばりながら、磯遊びやハゼ釣りに連れて行ってもらった。子煩悩で優しい父が私は大好きでした。事あるごとに、影になり日向になり支えてくれていたやさし...
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15年間の潜伏生活からついに発覚!行方不明だったお雛様との再会

毎年、ひな祭りが近づくと、決まって母から責められていた父を思い出します。こんなやり取りが15年もの間の恒例でした。母お父さんが勝手に捨てちゃったから!父俺じゃあない。そんなことするわけがない!母じゃあ何で無いの?父俺は知らん!なんでもかんで...
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初孫のお祝いは【真っ白でコンパクトなおひな様】がおすすめ

おひな様の選び方は慎重に娘が21歳私が48歳の時に女の子の初孫が産まれました。初孫を抱いた時の感動は今も鮮明に覚えています。当時、初節句のお祝として段飾りのおひな様を贈ったのですが、思った以上にサイズが大きすぎてしまい、後々、たいへん後悔し...